今回、ご一緒したのは、ゆりセンセの他に、ゆりセンセのお母様でした。
レッスンやスタジオのイベントで何度かお会いしたことがあるので、最初から仲良くお話し出来たと思います。
東京駅に着いた時は、まだ夜明け前～～～～。
出発前の新幹線がずらりと並ぶ姿にテツコ心が目覚めて「おおっ、すげえ！」と写真を撮っていたら、ゆりセンセに笑われました（*≧ｍ≦*）
新幹線に乗って、朝食を摂り、おしゃべりしているうちに、日が昇り、雪で覆われた街並みが見え始めました。
福島あたりは雪があっても当たり前と思っていましたが、仙台も雪が積もっていたのにはびっくり。
聞けば、２、３年ぶりに積もったとのことでした。
駅からは、ゆりセンセ運転のレンタカーで、今回のストレッチ教室の会場である名取市の美田園仮設住宅へ向かおうと、カーナビをセットしようとしたのですが・・・
新しいカーナビと聞いていたのですが、地名が出てきません（--;
出発前だったので、レンタカー屋さんを呼び止めて聞いてみたところ、「地名がない・・・ってことは、震災後に新しく出来た地名かもしれません」と言われてしまいました。
ただ、運よくワタクシ、事前に仮設のことを見ていた時に名取市長さんのＨＰで、空港線の美田園駅のそばにある、というのを読んでいたので、その周辺にセットしてもらい、ようやく出発（汗）
ところが、このカーナビ子さん、大変無口で声の小さいおとなしい子（爆）
最大音量にしていても聞き逃しそうな声で「ここで曲がります」と、ギリギリで言い出すもんだから、焦る焦る（滝汗）
近くなると画面が拡大画面も出るので、ワタクシ、「センセ、あと２６０ｍ先で右折だから、右折レーンに入りましょう」と、カーナビ代理を務める羽目に（爆）
ワタクシも地図が読めないんで有名な人間なんだけど（爆）
どうして、私が出会うカーナビさんは、みんな変わっているんでしょう（爆）
さて、てんやわんやしながら、美田園駅までたどり着き、仮設はどこだ～～と探そうとして見回したら、本当に駅のすぐそばで仮設を発見。
集会所には、ちゃんと教室の貼り紙をしていただいてありました。
掲示板を見ると、色々なイベントが書いてあり、沢山の人がここを訪れて活動していることがわかりました。
集会所は、板張りのため、エアコンをつけても底冷えがします。
ストレッチは座ったままや横になってのものが多いため、座布団をマット代わりに使ってもらうことにしました。
一体どれくらいの方が集まるのか心配していた時に、今回の企画についてコーディネートしてくださった支援センターの方が日曜日にも関わらず様子を見に来てくださり、ホッと安心。
予想外の寒さと雪で出足が鈍る可能性や、法事が増えている（早めに一周忌を行う方も多いのかな・・・）ので、どれくらいの方が来てくれるかは支援センターの方にも予想がつかず、声掛けをして回ってみたら？とアドバイスをもらい、私とゆりセンセのお母さんで、「ストレッチ教室を開催します～」と、住宅が立ち並ぶ中を声をかけて回りました。
途中で、ダックスを抱っこして歩いている方を見て、挨拶をしながら思わずナデナデしてしまいました。
レッドのダックスちゃん、偶然にも、モカキャンと同い年の7歳でした。
他にも猫も見かけて、近づいたら玄関先の猫小屋に逃げ込んだ子もいたり、で、ここの仮設はペットＯＫなんだな、と、何となく嬉しい気持ちになりました。
声掛けの甲斐があってか、途中から参加の方も含め、最終的に大人12名、子ども3名（まぁ、子どもたちは、集会所にあるオモチャで遊んでる方が多かったですが・笑）が参加。
支援センターの方も、気付いたら一緒にストレッチしていていらっしゃいました（笑）
ゆりセンセの癒しの声で、色々ストレッチを続けていくうちに、体だけでなく心もほぐれてきたようで、時々は笑い声もこぼれるくらいの和気あいあいとした雰囲気になってきたのには、改めて、体を動かすことの重要さを感じ、みなさんの気持ちを和らげているゆりセンセの力にも感動！！
1時間のレッスン後は、12月のチャリティーで集まったお金で準備したお茶やお菓子をテーブルに並べ、ちょっとしたお茶会を開きました。
東北の方のお茶のみといえば、お菓子だけでなく漬物はかかせない、と思ったので、ワタクシ、前の晩に大根漬を細かく刻み（←イッセー君が・爆）保冷バッグに入れて持ってお出ししたのですが、これが効果絶大♪
東京の人間が漬物つけてる、ってことがすでに物珍しかったことや、味も気に入っていたけたようで、しばし漬物話で盛り上がることが出来ました☆
レッスン後に集合写真撮り損ねてて、帰った方もいらしたので、参加者全員ではありませんが、記念写真も撮りました。
この仮設に住んでいる方は、閖上地区の日和山町内会の方（全員そうなのかまでは聞き忘れましたが）とのことで、集会所にあった旗を撮影させていただきました。
町内会の名前になっている日和山、という山には震災の時に山の上に流されてきた2階建ての家が乗っていた、という話を聞いて、言葉が出ませんでした・・・
この集会所は、昼間は自由に出入りできるように開放されていて、お茶を飲んだりおしゃべりをしたりすることも出来るようになっているそうです。
実際、私たちが片づけをしていた時に、隣の仮設（ここには午後行きました）で開催されていた落語会から帰ってきたおばちゃま方がお茶のみに現れたりもしていました。
こういう交流の場は、とても大事なんだろうな・・・と感じつつ、お昼ご飯を食べるために仙台空港に向かいました。
～～つづく～～
