歩きながら、ふと振り返ると、そこには、時々お散歩で出会う中型シニアわんこくんが
ひとりでトコトコ歩いてるではありませんか
ついさっき、買い物帰りの車中からお散歩させてたところを見かけたばかりだったのですが・・・
もちろん、首輪もリードつけていません
白内障で片目を失明してしまい顔を傾けて歩いている様子がひとごととは思えず、お散歩させているご主人とは時々お話していたので、我が家の近所の方というのは知っていましたが、おうちの場所や名前は不明～・・・
あたりを歩いてみましたが、ワンコを探しているような家は見当たらず、待っているぼっちゃんとおかあさんの元へ。
ちょうどそこに、モカキャンの異母兄（笑）を飼っているご近所さんが通りがかったので、「この子のことご存じですか？」と藁にもすがる気持ちで聞いてみましたが、わんこくんのことは知っていたものの、家はご存じなく、途方にくれてしまいました
お散歩ですれ違う方って意外とそういう方が多いな～～ってことにいまさらながら気づきました。
が、しかし、思いついたのは、「そうだ、ここは家の近くなんだから、曲がり角まで誘導できれば、家に戻るかも！？」
そこで、ぼっちゃんが体を使って押すようにして、わんこくんを方向転換させ、道草食ったりするのを止めながら（^^;「おうちに帰るんだよ～おうち、どこ～？」と呼びかけながら数メートル進ませて、いつも別れる曲がり角まで誘導して行ったところ、角を曲がった途端、トコトコと迷いのない歩き方で１軒のおうちに入っていってくれました。
玄関先に、うんＰ入りと思われるビニール袋も発見したので、ピンポンして
「あの～～こちらのワンちゃんじゃありませんか～～？」と言ったところ、玄関から出てきた女性（この方は初対面でした）が、目をまん丸にして、「そうです～！！！いなくなったことにすら気づいてませんでした！すみません、ありがとうございます～、もう～～バカ～（←ワンコに）」と、びっくり仰天。
ホッとして肩の力が抜けました
時々は歩けなくなってダッコしているところを見かけることもあったので、飼い主さんも脱走するとは想像もしなかったものと思われますが、いやいや、意外とやるもんだ
もし、うちがお散歩に出ていなかったら・・・と思うと、ぞっとしました
目も悪いし、歩くのもヨボヨボしているので、その調子で、車通りが多いところに出たら確実に事故に遭ってしまっていたと思います・・・
よかった・・・
今度、飼い主さんにお会いしたときは、連絡先入りの首輪装着を勧めてみようかな・・・
