職場に電話をしてきたぼっちゃん、
「今日だけは練習にいけない・・・」と涙声。
水曜日の練習の時のことをまだ引きずっているよう。
元登校拒否児（不登校なんて言葉になる前だったもんね）の私としては、ここは正念場！
「今日行かないと、明日はもっといけなくなるし、行った時ももっと嫌な思いをするよ。」と話しました。
でも、いかんせん電話での会話。
私がどんなに話しても、頑として聞き入れないぼっちゃん。
そういうときに限って、仕事が立て込んできてしまい、「また掛けるから。」と電話を切るしかありませんでした。
接客中に何度か電話がかかってきましたが、出てやることも出来ず、もう一度話せたのは最初の電話から３０分後。
「今日は絶対練習に行きなさい。行かないならサッカーをやめなさい」と言い続ける私に
「だっていろいろ言われるんだもん」と涙涙・・・
同学年の中では解決しているのですが、５年生のちょっと曲者の子ども達に水曜日のことを蒸し返されているようで、それが嫌で嫌でたまらないとのこと。
もう練習もはじまっているし、かといって今すぐ帰ることも出来ず、同学年のお母さんに連絡を取りました。
そのママはコーチに事情を説明した上で、ぼっちゃんを迎えにいってくれました。
なかなか動かなかったようですが、「あと５分で支度しておいでね」という最終通告に踏ん切りがついたようで、ユニフォームに着替え、グラウンドまで行きました。
そのときの私は、仕事をしながら気もそぞろ。こういうときに限って定時では帰れず、終わってからは飛ぶようにしてグラウンドへ。
ぼっちゃんは結局、気持ちが切り替えられず、練習に参加せずに、コーチとずっと話をしていました。
グラウンドまで行けたのは成長だけど、まだまだ乗り越えなきゃいけないことが沢山。
でも、心配してくれたコーチ、ママたち、一緒に帰ろう、と声をかけてくれた友達、君にはたくさんの味方がいるんだから、頑張ろうよ！
