来生たかおさんのコンサートの栃木公演に行ってきました。
事前に予習をせずに参加してみた今回のコンサート、そんな私に予期せぬ出来事が待ち受けていました。
何だかんだ無事にたどり着いた会場、席に着いてホッと一息ついたところでふとステージを見た私はある事に気づきました。
ドラムセットがない。
まさか…ドラムの桜井さん不在?コロナ?
でもなぜかこの時もっと悪い予感が頭の中をよぎったのでした。
オープニングは『シルエット・ロマンス』。
続けて3曲ほど歌ったあとに、来生さんから報告がありました。
桜井さんの突然の訃報。
なぜ…⁉︎桜井さん…!なぜ…!
コンサートもやるかどうか迷ったそうですが、代役を立てることなく開催に踏み切ったとのことです。
何の情報も入れず、ただただコンサート当日を楽しみにしていただけの自分が急に恥ずかしくなりました…。やはり知っておくべきだったのでしょうか?
MCでは年のせいか無性に寂寥感に襲われると言われていました。昨年、長年連れ添った愛犬を亡くされていますしね…。
事前に予習をせずに参加してみた今回のコンサート、そんな私に予期せぬ出来事が待ち受けていました。
何だかんだ無事にたどり着いた会場、席に着いてホッと一息ついたところでふとステージを見た私はある事に気づきました。
ドラムセットがない。
まさか…ドラムの桜井さん不在?コロナ?
でもなぜかこの時もっと悪い予感が頭の中をよぎったのでした。
オープニングは『シルエット・ロマンス』。
続けて3曲ほど歌ったあとに、来生さんから報告がありました。
桜井さんの突然の訃報。
なぜ…⁉︎桜井さん…!なぜ…!
コンサートもやるかどうか迷ったそうですが、代役を立てることなく開催に踏み切ったとのことです。
何の情報も入れず、ただただコンサート当日を楽しみにしていただけの自分が急に恥ずかしくなりました…。やはり知っておくべきだったのでしょうか?
MCでは年のせいか無性に寂寥感に襲われると言われていました。昨年、長年連れ添った愛犬を亡くされていますしね…。
私の周りでも最近お別れをする場面が多くて気持ちが塞ぎがちだったのですが、今日のコンサートで来生さんの変わらぬお元気な声を聞いてとても励まされました。
来生さんは自分は立派な人間じゃないとも言われていましたが、これには何言ってるの!と思いました。こちらの声は届かないかも知れませんが、来生さんには伝えたいことがたくさんあります。
色んな人にたくさんの曲を提供して、この年になっても精力的にライブをやって、そんな人他にいないよ!
ファンの人たちがいっぱいいるよ!
みんな応援してるよ!
一人じゃないよ!
どうか悲しまないで…
一人で塞ぎ込まないで…
皆に会いに来て
あなたを必要としている人がいるよ
あなたが今までに残してきたもの、たくさんあるよ
受け継ぐ人がいるよ
これからもたくさん影響を与えてほしいよ
待ってる人がいるよ
だから決して自分を否定しないで
来生さんのライブを楽しみにしてるよ
たくさん会いたいよ
あなたの歌が聴きたいよ…
伝えたい気持ちはコンサート会場へ行っても声に出すことのできないこのご時世。精一杯の拍手でエールを送るしかありません。
色んな人にたくさんの曲を提供して、この年になっても精力的にライブをやって、そんな人他にいないよ!
ファンの人たちがいっぱいいるよ!
みんな応援してるよ!
一人じゃないよ!
どうか悲しまないで…
一人で塞ぎ込まないで…
皆に会いに来て
あなたを必要としている人がいるよ
あなたが今までに残してきたもの、たくさんあるよ
受け継ぐ人がいるよ
これからもたくさん影響を与えてほしいよ
待ってる人がいるよ
だから決して自分を否定しないで
来生さんのライブを楽しみにしてるよ
たくさん会いたいよ
あなたの歌が聴きたいよ…
伝えたい気持ちはコンサート会場へ行っても声に出すことのできないこのご時世。精一杯の拍手でエールを送るしかありません。
追悼の意を込めてと言って、昨年発表されたアルバム『追憶』から5曲、メドレーで歌われました。
『悲しいくらいほんとの話』でドラムの音が入ったとき桜井さんがステージの中央に来てるような気がして、流れ出る涙をこらえきれないまま真ん中のあたりをずっと見つめていました。
まさにこの知らせは「悲しいくらいほんとの話」
「ちょっと夢と現実 区別がつかないの」…
粛々とやりますとのお言葉通り次々と曲は進むのに心は追いつかないまま…。
『P・R・E・S・E・N・T』のタタタ・タタタ…という細かいリズム
『トワイライト』の「絵葉書を〜」から入る心地よいドラム
『トワイライト』の「絵葉書を〜」から入る心地よいドラム
録音ですが、音は聴こえるのに姿が見えないというのはやはりツラいものがありますね…。
後半での『Goodbye Day』の力強いドラムも、やっぱり聴こえないと寂しい…。
でも桜井さんはきっとステージに来てくれてたと思います。来生さんも5曲メドレーが終わったあと桜井さんにお疲れさまと言っていました。
来生さんやバンドメンバーさん達がどんな気持ちでステージに立ったのか図り知れませんが、桜井さんがいない分アレンジをすごく工夫して演奏していたように思います。
ギターのリュウメイさんが勢いよく「ワン・ツー」とかけ声をして始まった『夢の途中』。来生さんのピアノ、リュウメイさんのギター、山崎さんのキーボード、この3人で演奏する曲のアレンジがとても素敵でした。とても素朴で、暖かくて…。
あと今回、『あなたのポートレート』や『夢より遠くへ』など私がカラオケでよく歌う曲をやってくれたのがとても嬉しかったです。
『恋人の領分』…今回初めて聴いて、何とな〜くですが、「私はこの曲を聴くためにこのコンサートに来たのだ」と思いました。
『涼しい影』は後半にかけて照明の演出がめちゃくちゃかっこいい。
最後は『永遠…』。去年のコンサートでもラストを飾った曲です。照明がまた去年同様に後光がさす感じで。〆に相応しい素晴らしい演出でした。
衝撃の発表から始まった今回のツアーですが、私は開催してくれた来生さん、メンバーの皆さん、スタッフの方々に御礼を言いたいです。桜井さんへありがとうの気持ちを伝える場を作ってくれたから。
中止するかどうか本当に迷われたことと思います。気持ちの整理もつかないままだったのではないかと思うのですが、そこをおして開催してくれたのはファンの方々を思う優しいお気持ちからでしょうか…。
そのおかげで声には出せないけど、たくさんの拍手を送ることができました。その場を設けてくれたことに感謝しています。桜井さん見ていてくれたかな…。届いているといいな…。