日本にとって最後の戦争から７０年以上経ちましたね。
どうして海に線を引くの？
どうして陸に線を引くの？
宇宙から見た地球に線は無い
そう感じた誰かがいて、
そのような文章が以前メディアで流されたことがありました。
でもその疑問、
よ～く考えてみるとちょっとおかしいと思いませんか？
戦争反対のキャッチコピーとしては
確かに納得するし、心動かされます。
何もおかしくない！と思われる方は、この先読むのは止めてください。
ご不快な思いをされると申し訳ないので。
万が一この先、読まれてご不快に思われても、
ご意見、反論は一切受け付けませんので・・・。
（一個人のたわごとですからネ）
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生き物にとって大きな使命は、
いつの時代でもどんな生き物でも
自分の子孫を残すこと。
だから、
子供を産むことが出来る年齢または月齢（人間以外の動物など）になると
結婚したいと考え、相手を探し求めるのがほとんど。
人間は動物と違い、子供を産み育てること以外にも生きる意味を見出しています。
ですから、人間にとってはそれが全てとは申しません。
しかしながら、そうやって一つの家族を作るわけ。
現代では、お父さん、お母さん、子供で一つの核家族。
夫婦だけでも一つの核家族。
例えば・・・、
目の前に自分の子供と見知らぬ他人の子供。
命に危険が有り、助けを求めている。
でも同時に二人を救うことが出来ない。
片方を先に助けると、後の子供に命の保証は無い状況。
あなたは、どちらの子を先に助けますか？
見知らぬ他人のお子さんを先に助けますか？
この緊急時、他人の子を先に助けたいと考えられますか？
無意識にでも自分の子供は助かって欲しい!!
そう思うのが普通ですよね。
「自分の子孫を残す」これが根底にあるのですから、仕方のないこと。
我が子を優先して、怒る人は、まずいないでしょう。
今まで過ごした年月、愛情なども当然あるでしょうし。
それでも他人の子供を救うと言う方は、
理由があるか・・・、ぶっちゃけ神様でしょうな。
大袈裟な例を出しましたが・・・、
つまり、既にここで線を引いているのです。
核家族を一つのグループとして。
他人の子と自分の子と分けた線。
はっきり言うと、他人の子はうちの家族じゃありませんってこと。
現代では義理両親、義理兄弟にすら線引きする人もいるのでは？
我が子の仕送り、実両親への贈り物はせっせと！そうそう、現金もプラスしなきゃね！
義理両親への仕送りは・・・嫌々ながら？それこそ、お義理で？
時には忘れたフリをして・・・と！
そこの嫁！あ～たのやっていることよ！？
地方に行き、同郷の人に出会うと親しみを感じることあるよね。
また外国に行き日本人に出会うと仲良くなってしまうこともあるよね。
互いの生活地が九州と北海道くらい離れていたとしても、
そこで同じ国の人同士って話になる。
ほら、ここでもやっぱり他の国の人と線を引いている。
だから、言葉も違う、生活状態、価値観も全く違う国同士、
線引きあって当たり前じゃん！
戦争は悲しいよ、でもこんな小さな線引きが多々存在するのに
大きな国同士、線引くな！って無理な話。
見えない線はあるんだよ。
昔の人は、わかっていたんだよね。
国同士、線があるから国境がある。
パスポートというものも作った。
ざっくり言うと、よその国の人（敵？）が勝手に入って来て平和を乱されたら困る。
世界中、笑顔満載の仲良し、犯罪って言葉も存在しないなら、いらないよねパスポートなんて。
衛星写真上、確かに線は見えないけど、
現実にはあるんだよね、線がしっかりと。
線が引かれていて当然ってこと。
私は戦争を勧めているわけじゃないよ。
悪ぶった言い方すると、
ただ偽善的な言葉が好きじゃないの！
地球に線が無いというのは一見、感動する言葉で
素晴らしいと思うよ。
でもね、
悪く言うと「うまいキャッチコピーが出来た」ってだけのこと。
「オリンピック、参加することに意義あり」とかいうキャッチコピーも昔あったけど、
あれもメダル獲ったか獲らなかったかで、世間の扱いが違う。
あ～現代においては偽善的な言葉だわ！
海に線？陸に線？
それどころか生まれた時から線を引かれていますから！