真利雄の独り言gooブログ! いらしゃい!

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年金の繰上げなんてするんじゃなかった…退職後、60歳から「月9万円」の年金を受け取り始めた元会社員。6年後の今になって猛烈に後悔するワケ

2025年02月26日 | 年金

こんにちは!

いつも、当ブログをご覧いただきありがとうございます。

 

年金は基本的に65歳から受給がスタートしますが、最大60歳までの「繰上げ受給」や最大75歳までの「繰下げ受給」も選択可能です。このうち「繰上げ受給」は早く年金を手にすることができる代わりに受給額が減る仕組み。「健康なうちにお金を使える」と考える人もいる一方で、この選択を後々後悔するケースもあるようで……。見ていきましょう。

繰上げをすると年金を早くもらえる代わりに最大24%の減額

年金は65歳で受け取るのが基本ですが、前倒しで早く受け取る、あるいは後ろ倒しで受け取ることも可能です。

このうち、早く受け取る「繰上げ受給」を希望する場合には、60歳~64歳の間で「繰上げ請求書」を年金事務所や年金相談センターに提出します。

繰上げ受給をすると、1ヵ月の繰上げごとに0.4%(1962年4月2日より前に生まれた人は0.5%)年金額が減ります。最大の繰上げ幅は60歳から受け取りの5年で、24%(同30%)年金が減ることになります。

年金繰上げの減額率

-------------------------

請求時の年齢:減額割合

60歳:24.0%(30.0%)

61歳:19.2%(24.0%)

62歳:14.4%(18.0%)

63歳:9.6%(12.0%)

64歳:4.8%(6.0%)

-------------------------

※カッコ内の数字は1962年4月2日より前に生まれた人(ひと月当たりの減額率0.5% )

出典:日本年金機構「年金の繰上げ受給」

一方で、繰下げ受給をすると、1ヵ月の繰下げごとに0.7%年金が増えます。5年繰下げれば42%の増額で、最大の繰下げ幅である75歳から受け取り(10年)を選択すると、84%年金額が増額します。

これを見るだけでも、いかに繰下げの増額率が高いかがわかりますが、繰下げを選ぶ人が多いかといえば、そんなことはありません。

厚生労働省の「厚生年金保険・国民年金事業年報」(令和3年度)によれば、繰下げ受給を選択した人は、国民年金(基礎年金のみの人)で1.8%、厚生年金では1.2%です。

一方、繰上げ受給を選択した人は国民年金(基礎年金のみの人)で27.0%、厚生年金では0.6%と、繰下げよりもずっと割合は多くなっています。

繰上げ受給を選択する理由は、「年金をもらわないと生活できない」「早死にした場合、支払った年金保険料がムダになる」「健康なうちにお金を有意義に使いたい」など、三者三様です。

ただ、デメリットをきちんと理解しないで選択すると、後々後悔するケースもあるようです。

「払い損だけは嫌」60歳から受給開始したAさんだったが…

元営業マンのAさん(仮名・66歳)は60歳で仕事をリタイア。雇用継続で職場に残る選択肢もあったのですが、それを選びませんでした。

「同じ仕事をさせてもらえるならよかったんですが、それまでと違う部署に行かされるという話だったんですよ。見るからに閑職で、プライドが許さなくてね。そんな扱いをされるぐらいなら辞めてやると思ったんです」

そうした背景もあり、年金を早く受け取る選択をしたのだとか。

「仕事を辞めることにしたのもあったし、当時は、もし早く死んで年金をもらえなかったら『払い損』になる。だったら多少少なくなっても早くもらいたいと思ってたんです」

独身のAさんは、65歳で受け取る予定の年金見込み額が月あたり12万円程度でしたが、5年早めたことで月9万円程度に。

こうして普通より少し早い年金受給が始まったのですが……。

じわじわ押し寄せる不安「働き方も年金も、真剣に考えていれば」

繰上げをしたことで、年金が月9万円程度になったAさん。もちろんそれだけで生活する気はなく、65歳までは仕事をする前提だったのですが……。

「正社員での再就職も考えたんですけど、ハローワークに行っても全然いい仕事が見つからなくて。結局、近所の物流倉庫で最初は週3~4日程度働いて、月の収入は8万円~10万円の間ぐらい。普通に生活していたら年金とバイト代の中で収まるんだけど、家の更新料や家電の買い替えとかもあるし、たまには旅行に行きたいし。どうしても足が出てしまうので、貯金を切り崩していました」

Aさんの貯金は退職金1,000万円と貯金が400万円程度でした。最初のうちはよかったのですが、1年、2年とたつうちに、じわじわと不安が押し寄せてきたのだとか。

「通帳の残高が減っていく一方で。このままいったらどうなるんだと怖くなってね。今ではアルバイトを週5日にして時間も増やしていますけど、それも健康あってのもの。いつまで続くかわからないでしょう? このまま長生きしたらと考えると、年金の減額の影響って本当に大きくなるなと」

1万円の重みが現役時代とはまったく違うと話すAさん。物価も上がっていく中で、65歳まで待って月12万円の年金をずっと受け取れていたら……そう考えてしまうのだといいます。

「そもそも、いらないプライドで60歳で仕事を辞めたことから間違いでしたね。どんな仕事であれアルバイトよりは収入は多かったはずですし。働き方も年金のことも、もっと真剣に考えるべきでした」

繰上げると減額された受給額が一生続く…後悔のない選択を

Aさんは繰上げを後悔しているケースですが、もちろん「繰上げてよかった」と考える人もいるでしょう。

ただ、繰上げは取り消しできず、一生にわたって減額された金額になるということは理解しておくべきです。60代のうちは仕事の収入でカバーできても、70代、80代ではそうはいかないかもしれません。

また、障害基礎年金も受け取れなくなります。障害基礎年金額は1級が102万円、2級が81万6,000円(令和6年度)です。2級は老齢基礎年金と同額で、1級は1.25倍になります。繰上げをした場合は老齢基礎年金も減額になるため、1級の障害状態に該当した場合、その差はかなり大きくなります。

結婚をしている人の場合、寡婦年金の受給権もなくなりますし、65歳までは配偶者に万一のことがあったときの遺族年金も同時受給できません。

繰上げをして後々後悔することのないよう、少なくとも上記のようなことを理解した上で、慎重に選択をするべきでしょう。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

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私は、1960年9月生まれの63歳の男性です。特別支給の老齢厚生年金だけをもらい、他の年金は70歳まで繰下げができますか?

2025年02月22日 | 年金

こんばんは!

いつも、当ブログをご覧いただきありがとうございます。

老後のお金や生活費が足りるのか不安ですよね。老後生活の収入の柱になるのが「老齢年金」ですが、年金制度にまつわることは、難しい用語が多くて、ますます不安になってしまう人もいるのではないでしょうか。そんな年金初心者の方の疑問に、専門家が回答します。

今回は特別支給の老齢厚生年金をもらう場合、65歳からの年金は繰下げ受給できるのかについてです。

Q:1960年9月生まれの63歳の男性。特別支給の老齢厚生年金だけをもらい、他の年金は70歳まで繰下げできますか?

「私は、1960年9月生まれの63歳の男性です。特別支給の老齢厚生年金だけをもらい、他の年金は70歳まで繰下げができますか?」(るかさん)

A:特別支給の老齢厚生年金をもらっても、65歳からの老齢基礎年金と老齢厚生年金は70歳まで繰下げできます

老齢年金(老齢基礎年金と老齢厚生年金)は、原則65歳から受け取れます。受給要件を満たした人は、65歳になる前に特別支給の老齢厚生年金を受け取れます。

特別支給の老齢厚生年金は、65歳になるまでに支給される年金になりますので、相談者が65歳になると、特別支給の老齢厚生年金の受給は終了し、新たに65歳から老齢基礎年金と老齢厚生年金を受け取れることになります。

老齢基礎年金と老齢厚生年金は、希望すれば、受給開始年齢を60歳~75歳まで選択することができます。65歳より後に受給する方法を、繰下げ受給といいます。

繰下げ受給は、老齢基礎年金と老齢厚生年金の両方を繰下げすることもできますし、老齢基礎年金のみ繰下げ、老齢厚生年金のみ繰下げと、片方ずつ繰下げすることもできます。

▼繰下げ受給の請求手続き

特別支給の老齢厚生年金の請求をした人は、65歳の誕生月の上旬に、年金請求書(国民年金・厚生年金保険老齢給付)が届くことになります。

▼1. 老齢基礎年金と老齢厚生年金の両方とも繰下げせずに65歳から受け取る場合

⇒年金請求書に住所等必要事項を記入して提出すると、老齢基礎年金と老齢厚生年金の両方が支給されます。

▼2. 老齢基礎年金のみ、老齢厚生年金のみを繰下げする場合

⇒「老齢基礎年金のみ繰下げ希望」「老齢厚生年金のみ繰下げ希望」のいずれかを○で囲んで提出すると、いずれか片方のみ支給されます。

▼3. 老齢基礎年金と老齢厚生年金の両方とも繰下げする場合

⇒年金請求書を提出する必要はありません。

相談者「るかさん」の場合も、特別支給の老齢厚生年金を受け取り、老齢基礎年金と老齢厚生年金は70歳まで繰下げすることができます。受け取りたいタイミングが近づいたら年金事務所を訪問し、年金請求書を提出することで繰下げ受給の手続きができます。

 

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60歳からの「年金繰上げ受給」、減額されるも「ひとつの選択肢」として検討してみる価値がある理由とは?

2025年02月18日 | 年金

こんばんは!

いつも、当ブログをご覧いただきありがとうございます。

また、何度もお越しいただきありがとうございます。

「年金だけでは老後は厳しい……?」。昨今、資産形成に多くの人の関心が集まる背景には老後の不安があります。

そんななか社会保険労務士の「社労士みなみ」さんは、知識や経験のないまま投資を始めて失敗してしまう高齢者がいる現状を変えるため「年金最大化生活」を提唱しています。著書『もらう×増やす×出費を減らす 年金最大化生活』から、もらえる年金を増やす方法を紹介します。

繰下げるより、早くもらった方が得なケースもある

年金は、もらい始める時期を遅らせることもできますが、逆に、65歳より早めることもできます。具体的には、60歳からもらうことができます。

これが、「繰上げ受給」です。

年金をうまく使うためには、覚えておいて損はありません。

もちろん、早くからもらえるという大きなメリットがある反面、もらえる年金が少なくなるというデメリットがあります。

繰上げたときの減額率は、1カ月で0.4%。1年早めると、0.4×12カ月で、4.8%の減額です。

60歳からもらい始めると、なんと24%の減額になります。しかも、その年金額が一生続きます。

例えば、年額150万円の年金をもらえる予定だった人が60歳からもらうようにすると、年額114万円になってしまうということです。

0.4%という減額率は、2015年度簡易生命表による平均余命をもとに算出されたものです。

平均余命とは、各年齢に達した人たちがその後平均して何年生きられるかを示したもので、65歳時点の平均余命は男性19.44歳、女性は24.3歳です。

この数字をどう受け取るかは人それぞれですが、減額率の設定は、いつから受給しても87 歳まで生きると同じくらいの年金総額になるように設定されているといわれています。

それでは、どのくらいまで長生きすると、「繰上げは損だった」ということになるのでしょうか。

長生きして損というのも変ですが、繰下げ受給とは逆の見方ですね。そもそも、年金は高齢で働けなくなった時のための所得保障であり、損得で考えるべきではないのですが、この点に関心を持たれている方がすごく多いので説明します。

年額200万円の年金をもらうはずだった人の例で考えてみましょう。

60歳から年金をもらい始めると、80歳時点でトータル3040万円(年額152万円)もらうことになります。

65歳からもらい始めていたとしたら、80歳でトータル3000万円です。この時点では、まだ得です。

繰上げしなかった場合のトータル金額が上回るのは、80歳10カ月。つまり、そこまで長生きすると、ようやく「繰上げは損だった」ということになります。

これは、年金額が100万円でも、300万円でもほとんど同じです。つまり、年金額にかかわらず、損益分岐点は決まっています。

もう少し細かく分析して、年金から税金や社会保険料を差し引いた手取りベースで見ると、もう少し後ろに下がって82歳あたりになります。

日本人の平均寿命は、男性は約81.41歳、女性は約87.45歳。要するに男性の平均寿命あたりが、損するか、得するかの分岐点ということです。

健康寿命はぐっと短くなる

男性なら、平均寿命まで生きられたら繰上げの選択はうまくいったことになります。一方、女性はもう少し長生きするので、繰上げ受給をすると損をする人が多いといえます。もちろん、結果として、得するのか、損するのかは誰にもわかりませんが。

年金を早くもらっている人のなかには、「元気なうちに楽しみたいから」という理由を挙げる人もいます。

そういう人たちが意識しているのが、健康寿命です。健康寿命とは、誰かのお世話になることなく自力で日常生活を送れる期間のことで、平均寿命と比べるとぐっと短くなります。男性は72.68歳、女性は75.38歳といわれています。

「体が元気なうちに趣味や旅行などを楽しみたいから、年金は早めにもらう」。

それも、ひとつの選択肢なのかもしれません。

確実に年金を受け取ることを重視するのか、長生きリスクを重視するのか。

自分自身のライフプランと合わせて総合的に判断・選択する必要がありますが、私は自分が決めた受給年齢が正解だと思っています。

繰上げ受給について注意しておきたいことが2点あります。

一つは、繰下げ受給と違って、国民年金と厚生年金のどちらかだけを繰上げることはできないことです。繰上げるときは同時になります。

もう一つは、一度繰上げると取り消せないことです。

「やっぱり65歳から」とか、「やっぱり繰下げに」というわけにはいきません。

どうしようか迷っている間は、繰上げ受給をしないほうがいいでしょう。

情報が膨大になるのでここでは述べませんが、さらに注意したい点がいくつかあります。繰上げ受給を検討されている方は、年金事務所で事前に相談することをお勧めします。

繰上げ受給は、年金が少なくなるとはいえ、60~65歳の5年間で働かなくても入ってくるお金が増えるのは事実です。そこをどう考えるかだと思います。

もらう×増やす×出費を減らす 年金最大化生活

社労士みなみ/社会保険労務士、YouTuber

年金をはじめとする「老後のお金」をテーマに情報発信を続ける社労士YouTuber。かつては大手銀行に勤務し、資産運用のアドバイスを行っていた。自身も20代から資産運用を始め、その運用歴は30年になる。 50代に入って子育てが落ち着いたことをきっかけに、社会保険労務士として開業。開業社労士として活動しながら、主婦の経験も生かした生活者目線で専門的な知識をわかりやすく解説する動画も配信。FP2級も保有。

 

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令和7年度の基礎年金額は「月6万9308円」に! 20年以上「厚生年金」に加入していた人の受給額はどのくらいになる? モデルケースごとに紹介

2025年02月15日 | 年金

こんばんは!

厚生労働省から令和7年度の年金額が発表されました。基礎年金は満額で月額6万9308円、年間で83万1696円となります。 会社員や公務員の人は、あわせて厚生年金にも加入しています。厚生年金加入者は、月あたりいくらの年金を受け取れるのでしょうか。本記事では、令和7年度の年金受給額を解説します。

令和7年度の年金は実質増も目減り

厚生労働省から発表された令和7年度の年金額は、次のとおりです。

・老齢基礎年金:6万9308円(前年度比+1308円)

・老齢厚生年金(夫婦世帯の基礎年金を含む標準的な額):23万2784円(前年度比+4412円)

前年度から1.9%の引上げとなっています。 年金額の改定は、物価変動率と名目手取り賃金変動率を比較して決定されます。令和7年度の改定では物価変動率が2.7%、名目手取り賃金変動率が2.3%で「物価>賃金」の状態となっているため、名目手取り賃金変動率を改定額の基準としています。ここにマクロ経済スライドによる調整が入り、1.9%の増額となっているのです。 しかし、物価変動率が2.7%なのに対し年金の上昇率は1.9%と物価の伸びに追いついていません。価値は実質目減りしているといえます。

厚生年金の金額をモデルケース別に紹介

令和7年度の年金改定では、多様なライフコースにあわせて複数の年金モデルを公表しています。モデルを図表1で紹介します。

図表1

厚生労働省 令和7年度の年金額改定についてお知らせします。 厚生年金の加入期間が多い人は、基礎年金を含めて月額12~17万円程度の年金を受け取れます。一方、国民年金の加入期間が多い人は、月額5~7万円台と、年金収入だけでの生活は厳しい状況です。 特に国民年金の加入期間が多い女性は、会社員や公務員の扶養に入る第3号被保険者よりも少ない金額となっています。老後生活に向けて、年金以外の資産の用意が必須といえるでしょう。

シニア世代はどれくらいの年金を受け取っているのか

図表1のモデルケースにある厚生年金期間中心(20年以上)の男性の平均収入は50万9000円、年収に換算すると約611万円です。では、現役時代の給与と同じ水準の年金を受け取れる人はいるのでしょうか。シニア世代の厚生年金受給額(基礎年金含む)を、図表2で確かめてみましょう。

図表2

厚生労働省 令和5年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況より筆者作成 平均受給月額は14万6429円です。30万円以上の年金を受け取れる人は1万4292人と、わずか0.08%です。現役時代の収入を年金ですべて賄うには公的年金だけでなく個人年金や企業年金も活用する必要があります。

老後資金の対策は

老後の生活資金対策としては、年金以外の資産づくりが重要です。例えば、NISAやiDeCoを活用して資産運用すれば、効率よくお金を増やせます。 NISAは運用益が非課税で受け取れるため、通常かかる20.315%の所得税がかかりません。一般的な証券口座で運用するよりも手元に残る利益が増えるため、積極的に活用したい制度です。 iDeCoは、税制優遇に強みを持つ制度です。運用益が非課税になるほか、掛金がすべて所得控除の対象となり、運用したお金を受け取る際も一定額までなら非課税で受け取れます。ただし、iDeCoで運用したお金は60歳まで受け取れません。掛金額は1年に1回しか変更できないため、慎重に設定しましょう。

まとめ

年金受給額は金額だけ見れば増加していますが、価値は下がってきています。受給額の水準も平均14万円台と、現役時代の給与に比べると決して多くはありません。年金とは別にインフレに負けない資産をつくり、老後生活で困窮する可能性を減らしましょう。

 

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13日 北日本は暴風雪や大雪に警戒 太平洋側も北風が強まる 関東も夜は気温急降下

2025年02月12日 | ブログ

こんばんは!

明日からの暴風雪について、次のとおり皆さんへお知らせします。

 

明日13日は低気圧が北海道の東で急速に発達し、冬型の気圧配置になるでしょう。北海道から東北は日本海側を中心に雪が降り、局地的に大雪となりそうです。風も強く、暴風雪による交通障害に警戒が必要です。太平洋側も南風から北風に変わるでしょう。関東も明日13日の夜はグッと寒くなりそうです。

●今日12日 雨雲は東へ 関東も夜は雨の所も 春一番の可能性

今日12日は低気圧や前線が西から近づいています。九州から東海は雨が降り、東北や北海道でも雪や雨の降りだしている所があります。

雨エリアは東へ広がり、今夜は関東でも雨の降る所があるでしょう。南風がやや強まり、今夜は冷え込みは弱い見込みです。春一番が吹く可能性があります。

●明日13日 低気圧が急発達

明日13日は低気圧が北海道の東で急速に発達し、冬型の気圧配置となるでしょう。上空1500メートル付近でマイナス9℃以下の寒気が北日本や東日本付近に流れ込む見込みです。(平地で雪が降る目安はマイナス6℃以下)。

●明日13日は荒れた天気 東北は暴風雪に警戒

北海道や東北は日本海側を中心に雪が降り、局地的に大雪となるでしょう。風も強く、見通しがきかない猛吹雪となる所もありそうです。北陸から山陰は午前中を中心に雪や雨が降るでしょう。

明日13日に予想される最大風速(最大瞬間風速)

東北日本海側 海上 20メートル (30メートル)

東北日本海側 陸上 18メートル (30メートル)

東北太平洋側 海上 20メートル (30メートル)

東北太平洋側 陸上 18メートル (30メートル)

明日13日18時までに予想される24時間降雪量は多い所で

東北日本海側 山沿い 40センチ

東北日本海側 平地  30センチ

東北を中心に大雪や暴風雪による交通障害や建物への被害に警戒が必要です。

●明日13日 太平洋側も北風で気温急降下

明日13日は太平洋側は大体晴れますが、南側から北風に変わるでしょう。東京都心は午前中に14℃まで気温が上がりますが、午後は北風が強まり、気温が急降下するでしょう。夜は5℃くらいまで下がり、冷たい北風が身にしみそうです。風速が1m/s増すと、体感温度は1℃下がるとも言われています。お帰りが遅い方は万全な寒さ対策をなさってください。

今回の寒気は長く居座ることはなく、15日(土)は冬型の気圧配置は緩み、寒気はいったん撤退するでしょう。

 

当ブログをご覧いただきありがとうございます。

また、何度もお越しいただきありがとうございます。

今回の暴風雪にご注意下さい。

 

 

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あすから週末にかけ冬一番の寒波到来… 日本海側中心に大雪の見込み 【気象庁発表】

2025年02月03日 | ブログ

みなさん! こんにちは!

いつも、当ブログをご覧いただきありがとうございます。

次のとおり今シーズンの警報級の気象情報が発表されましたので、お知らせします。

 

2025年2月3日 気象庁発表

あすから週末にかけ冬一番の寒波到来…気象庁が緊急会見で不要不急の外出控えるよう呼びかけ 日本海側中心に大雪の見込み

 

気象庁は、あすから週末にかけてこの冬一番の強い寒波が流れ込み日本海側を中心に大雪となる見込みで、最新の気象情報や交通情報に注意し不要不急の外出を控えるよう呼びかけました。

気象庁と国土交通省は、午後2時から緊急会見を行い、あすからこの冬一番の寒波が流れ込み冬型の気圧配置が強まる影響で北日本から西日本の日本海側を中心に警報級の大雪になる恐れがあるとして警戒を呼びかけました。

今回の寒波は長期間、列島付近に居座るのが特徴で東北や北陸地方などの市街地でもあすから週末にかけて積雪が増える予報になっています。

物流の遅延や停電など発生した場合は長引く可能性があるため、気象庁は雪が強まる前に備えを確認するよう注意を促しました。

 

気象庁の記者会見の様子

 

私の住む北海道滝川市では、積雪深110cmになりました。

最低気温もマイナス18℃前後になりそうです。

 

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