まろんの日記

思ったことをゆる~く綴っていきます

《本の所感》タイトル:昨夜のカレー、明日のパン

2021-01-28 18:09:25 | 日記
こんばんは☺️
今日は記念すべき、本の所感、第一回目です✨✨

今月の本📕
タイトル
『昨夜(ゆうべ)のカレー、明日のパン』
著者:木皿 泉さん

主人公のテツコは、21才で夫一樹を亡くす。
その後も続けている、ギフ(義父)との同居生活や、二人を取り巻く人々との生活が書かれている。

テツコとギフとの生活
お隣の娘さん
テツコの恋人
一樹の母
などなと…二人の周りを取り巻く人々が、それぞれの視点で、人間が誰でも抱え込むしがらみを、日常の生活の中での気づきや発見から解放されていく。

『そっか、それでいいんだ!』

どのコンテンツでも、中心になって描かれている主人公か、しがらみから解放される場面がはっきりとわかる。
それが、私自身が抱えている、具体的にはよくわからないようなしがらみからも解放してくれる。
そして、その解放感を味わうたびに、涙が出てくる。

その後は涙活をしてるようなスッキリ感があるが、それもつかの間…
ギフのセリフから、人間というのは、ひとつのしがらみから解放されても、また何かのしがらみを抱えて生きていくものなんだと実感させられる。

ただそれがネガティブな感じではなく、自分だけではなく、しがらみを抱えて生きている人は他にもたんさんいるんだよ…
という、安心感?というのだろうか?
(語彙力にかけるな…😅)
必ずいつかはしがらみから解放されるんだよ!
そんな気分にさせられました。

私自身も夫を亡くして5年目となり、テツコと感情がかさなるシーンもありました。

夫はもうこの世にいない…そう認めることが悪いように思った時期があったり…いや、この本を読む前は、多からず思っていたに違いないのですが、

『あ、そうか!これでいいんだ!

と、なんだか背中を押された気分になり、
読み終えた時は、今までの人生も、そしてこれからの人生も、大切にしようと思った次第でありました。

どうやらBSNHKでドラマ化されたらしいので、ご存知の方も多いかもしれません。

それにしても、所感を書くのって難しい😅
意味不明な内容だったらごめんなさい💦

めげずに書くことが修行だと思い、これからも続けていきますぞ~☺️


最後まで読んでくださり、ありがとうこざいます☺️







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