偉大なる母ローズ

久しぶりに朝から晴天！！やっと日曜日の本部展で使ったテントと、ブルーシートを乾かすことができた。昨日のオフ会で使った泥まるけのバスタオルとケージマットも一気に洗濯！！気分爽快っ！！

・・・と、言いたいところだったけど・・・

やられた・・・・・

うっかりしてた。。。

奴らを野に放つ前に、しまいこんでおくのを忘れてた・・・

新しい獲物を拾ったと、狂喜乱舞している「ほーひゃんと愉快な仲間達」・・・・

すでにズタボロになったバスタオル・・・回収する意欲もうせてしまった。
もぉ～～～～～っ！！

さて、昨日のオフ会は心配していたお天気も、開始直前に雨がやんで最盛況に終わった。ドックランは全面貸切状態で、１８頭のコリーと、シェルティー、コーギー、アメコカ、Ｍダックス（？）、ゴールデンが大暴れ！！みんな泥んこ、飼い主も泥んこ！！だけどとっても楽しかった。
それにしても、ケーキはいくつあったんだろう・・・あんなに沢山の種類をいっぺんに食べたのははじめてかも。しあわせだったぁ～～～。
例によってオフ会の様子はお出かけアルバムにする予定。今度も沢山撮っちゃったから大変だぁ～～。

ところで、今日は我家の偉大なる女王、ローズ様のお誕生日！！８歳になった。そろそろば～さんね。
何しろ我家のコリーズのうち、マーキュンとつっちゃん以外は全員ローズ様の末裔なのだ。ローズの子孫って、今現在何頭いるんだろ・・・

ローズ自身の子が８頭、８頭、４頭で合計２０頭。
パーちゃんの産んだ子達が８頭、８頭、８頭で２４頭。
マリンが産んだ子が５頭、９頭で１４頭。
ヴィーが産んだ子が９頭

とうわけで、ただ今の合計６７頭！！ひゃ～～っ！そんなにいたのねって、我ながらビックリ！
死産だったボクちんと、生まれてすぐに星になったホソバちゃんと、２年前に星になったマリン以外の６４頭が元気に暮らしているってわけね。まさに「偉大なる母」よね。

とっても美味しそうにお召し上がりになるローズ様

しかも、もうすぐアプリコットさんの木の葉ちゃんが出産だから、またまた孫が増える事になる。さらにパーちゃんの娘のアテネちゃんが受胎すれば益々・・・。
ローズ、ずっとずっと長生きして、子孫たちの幸せを見守っていこうね！

もちろん、今日はパーちゃんの時と同じく、ローズ様もお誕生日スイーツをお召し上がりになった。あ、不公平のないように、パーちゃんと同じシュークリーム＆プリンね。ローズ様、目を細めて食べていらっしゃいましたよ。

うっとりしながら食べてました・・・

ローズはね～・・・

私にとって、愛犬というより、「相棒」って感じかな。他の連中とはちょっと違うのね。なんていうか、「頼れるヤツ」って感じ。わがままで文句タレで、強情だけど、でもなんだか信頼できる子なの。言うならば、一番人間っぽいのね。気難しいところがあるけど、それがまた人間臭いのかな。なにより、表情が豊かでしょ

ショーも訓練も繁殖も、すべてローズが最初で、ローズと一緒に「いちから」積み上げてきたんだよね。最初は何にもできなかったなぁ～。笑っちゃうくらい。
ショーでは手入れの仕方も、ハンドリングの仕方も、なぁ～んにも知らなくて、いきなり飛び込んじゃった。だから、人一倍失敗したし、苦労したと思っている。ローズも大変だったよね。あんなに引っ張りまわされてさ。
最初はほんと、トリミングもお化粧もしないで出て行っちゃったもんね。リングではただリードを持って突っ立ていただけでさ～。ローズ、ごめんね～～！

若き日のローズ様。もちろん、私も若かった！

訓練だって、最初は「待て」が全然できなかったもの。今じゃ、得意科目だけどね。いつもお世話になっているＫさんに初歩から指導していただいて、やっとなんとか自分でできるようになって・・・・。ごめんね、ローズ、私のやり方が悪かったんだよね。褒め方も、叱り方も分からなくて、ホント、むちゃくちゃだったよね～。

 

本部展でチャンピオン完成した時のローズ様。一番お美しかった時。

ハンドラーは大ベテランのＴ氏。（ロゼママさん撮影）

繁殖だって、ぶっつけ本番、無謀だったなぁ・・・・。生まれた子供達がみんな元気で、丈夫だったから良かったんだね。大型犬の場合、大抵は死産や仮死があるけど、運良くなかったのも幸いだった。
ローズって若い頃から母性本能がとても強い子で、母親としては理想的な子。子犬が小さい時にはものすごく可愛がるのだけど、ある程度大きくなって、巣立つ前になると突然厳しくなる。冷たいようだけど、これが本来の母犬なのだと思う。
とにかくローズの初産の時は、子犬たちが巣立つまで手探りでやってた感じ。アプリコットさんにはこの頃から本当にお世話になりっぱなしなのよね。

生後３ヶ月頃のローズ様と若き日のマーキュン。

こんな時代もあったのね・・・

そんなローズだけど、正直言っちゃうとね、最初は「え～～～っ、この子～～～？？」だったの。
まだ生後２８日ごろに見に行って、２頭の子犬を見せてもらって、そのどちらかが私のところにくるって説明してもらったんだけど、１頭はきれいなフルカラーで、もう１頭は３分の１くらいしかなかったの。おまけにカラーのない子はうるさくてね～～。すごい文句タレだったの

絶対、こっちの子はいやだ～～！って思ったんだけどぉ・・・・来ちゃったのね。そっちが。

でも今は良かったと思う。もう１頭の子の行く末も気になるけど、ローズでよかった。偉大なる母、ローズだからこそ、今の我家があるのね。

今日もにこやかなローズ様。老いてますます「いい顔」になってきましたね。

ショーを引退してからはすっかり毛の手入れもさぼっちゃっているから、もう見る影もないんだけど、オゲンキ度だけは益々パワーアップしている今日この頃のローズ様。この子は本当に丈夫なんだよね。はじめ王子の強い生命力は、母のローズ譲りなんだよね。
老いて文句もますますお達者だけど、いつまでも文句をたれていて欲しいな。ワカチーたちを帝王切開で出産した後しばらくは、さすがに文句をたれる元気がないほどやつれていたっけ・・・。やっぱりね、ローズは「文句たれ」でなくっちゃ！

あと１回でチャンピオンという時に、パパさんが脳梗塞に・・・。

本部展参加もあきらめかけましたが、ここまできたのだから・・と、アプリコットさんにローズをあずけ、グループの皆さんを頼って出陳しました。

パパさんはまだ入院中で、右半身麻痺、食事もまだ自分で取れない状態でした。そんな中、ローズの入賞、そしてチャンピオン完成の朗報が・・・！

ふたりして病室で大喜びしました。あの時の喜びは忘れません。ずっと沈んでいたパパさんが、久しぶりに嬉しそうな表情を見せました。ローズ、本当にありがとう。一人でよくがんばったね。そしてお世話になった皆様、ありがとうございました。

隠居後は我家の「偉大なる母」として、ずっとずっと君臨してもらいたいと思います。