コリーの大家族が棲む家

ラフコリーの大家族が暮らすマザーレイク犬舎。7世代にわたるラフコリー達との日々の暮らしを画像で綴ります。

柴犬ジェナ婆さん 16歳

2017-07-25 | ジェナ&ラッシー

コリー専門マザーレイク犬舎 http://motherlakecollie.sakura.ne.jp/index.html

 コリーの子犬情報  8月中旬出産予定  

 柴犬のジェナ婆さんが、16歳になりました。コリーの16歳はかなり稀ですが、柴犬では16歳という子、結構いますね。柴犬の寿命は16歳くらいかな。

で、最近のジェナ婆はどうかというと・・・・

一日のほとんどを、寝て過ごすようになりました。それも、必ず右を上にして寝ています。右を下にすると暴れて、すぐに自分で戻してしまいます。ヴィーは自力で寝返りができないので、左右を交互にひっくり返してやっていますが、ジェナは自分で寝返ることができるので、いつも同じ側だけが下になってしまって、ちょっと困った状況です。

ずっと左下にしているので、左側の毛がすり減って、ボディの一部は禿げてしまっています。顔の左半分はヨダレ焼けで変色してしまっているし・・・。

右側はふっくらしていますけど、左側は押しつぶしたようにペッタンコです。

 

小さいイチゴのロールケーキなのですけど・・・。

食欲はあります。食事の量、内容はヴィー婆同様、ずっと変わっていません。ただ、食事と一緒でないと、他の物は食べなくなりました。もちろん、食事と一緒なら、がっついて食べます。口に入れてあげれば食べますが、鼻先につけて匂いをかがせても、無反応です。これはヴィーも一緒なので、「老犬あるある」なことなのでしょうね。

 

 

左下にしていると、自分で立てないのですが、バタバタ暴れているうち、クルッとひっくり返って右下になると、反動で立ち上がることができます。ただ、これまたヴィー同様、ジェナも脚力はあるのですが、斜頸が強くなった影響で、姿勢を維持することができません。そのため、立ち上がって歩き始めても、すぐにバランスを崩して、倒れこんでしまいます。

こうして、左に壁があれば、なんとか転ばずにいられるので、壁伝いに移動しています。時々立ち上がっては、少し歩いて、転んで、また寝る・・・という繰り返しです。

 

ヴィー婆と共通していることが多いです。「老犬あるある」です。

ジェナも左側への斜頸&首曲りが強く、自分でまっすぐにできません。曲がったまま、固定されている感じです。柴犬はコリーより頭部が大きいので、余計にバランスがとりにくそうです。転ぶ時も、頭から転ぶので、怪我をさせないよう、最近はほぼずっと室内で過ごしています。

 

脚力はまだあるので、なんとか踏ん張って、ヨロヨロ歩いたりもできます。排泄はバタバタ暴れたり、転んだりした時に出てしまうので、ほぼ、垂れ流し・・・(^^ゞ

そのため、床に敷物を敷くことができません。立ち上がろうとして暴れた時に、床との摩擦で皮膚を傷めてしまうので、敷物がないほうが安全ですし。

ウンチは踏みつぶす前に片付ければOKですが、オシッコは暴れた時に出てしまって、その上で寝てしまうこともしばしば・・・。

なので、今、おむつの装着を考えています。

 

白内障のため、視力はかなり弱いと思います。明るさは感じると思いますが、全盲に近いかもしれません。耳は完全に聞こえていません。

それでも、ヴィーのように、暴れて吠え続けることは無く、認知症はそれほど進んでいないようです。柴犬はもっとも認知症になりやすい犬種と言われていますが。

こんな感じで、今はとにかく、少しでも自分で歩くことができるように、たとえ転んでばかりでも、自由にさせています。良く食べるので、腰回りの筋力が落ちて痩せて見えるものの、前半分はまだしっかりしています。抱っこすると、ずっしり重いし、暴れると、思わず落としてしまいそうになります。

ジェナも寝たきりに近くなるのは時間の問題だと思いますが、内臓はしっかりしているし、心肺機能も問題ないので、ヴィーと一緒に、まだまだ長生きしてくれそうです。

 

で、ジェナより10ヵ月年下、15歳になった実家のラッシーですが。

 

めっちゃ、元気!!

ジェナとたった10ヵ月しか違わないのに、この違い。自分の目の高さより高い段差もヒョイと飛びあがり、お散歩では引っ張りまくり・・・もちろん、目もしっかりしています。ただ、耳だけは、遠くなったみたいでした。

ラッシーは外飼いなのですが、ちょっと痩せたかな?というくらいで、この一年、全く変わっていません。世話をしていた父が亡くなって、お散歩の時間が減ってしまったようですが、変わらず元気にしていてくれて、ホッとしました。

ジェナも股関節脱臼さえしなければ、きっともっとしっかりしていたんだろうなぁ・・・。

犬にとって、「歩ける」ということは、なにより大切な事なんだと、つくづく思います。

 

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