コリーの大家族が棲む家

ラフコリーの大家族が暮らすマザーレイク犬舎。7世代にわたるラフコリー達との日々の暮らしを画像で綴ります。

ジェナ婆 退院

2015-09-23 | ジェナ&ラッシー

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 ついにシルバーウィークも終わっちゃいましたね。それにしても、ずっと晴天だったなんて、奇跡ですよね。日中はまだまだコリーズにとっては暑いけど、朝晩は快適になりました。

さて、事後報告ですが、一昨日、ジェナ婆が無事退院しました。14歳での大掛かりな手術でしたが、思ったよりも元気に退院できてほっとしています。

帰宅すると、まっすぐに玄関へ!もちろん、自分で歩いて・・・です。

股関節脱臼してからというもの、顔色が悪く、無表情になり、食欲も落ちていました。1回目の脱臼時の整復後もそんな感じで、急に頭がボケちゃったかな?と心配したくらいでした。

再度脱臼してからは食事もほとんど食べず、顔つきもますます無表情になり、少しでも触ろうとすると嫌がって逃げるほどでした。再度脱臼したのが土曜日の夕方だったので、すぐに病院に電話しましたが、命に係わることではないので、週明けまで待っても良いということで、それまで待ったわけですが。

その間、ヴィー婆用に常備していた消炎鎮痛剤を割って飲ませていたので、ビッコになりながらも歩いて、自分でおトイレに行ったりしていました。最初に脱臼した時は全く動けず、立ち上がることすらできなかったのですが、2回目の時は不思議と動けていました。痛み止めが効いたのか、それとも痛みに慣れてきたのか??ですが。

で、一度は修復して、順調に回復するはずだったのに、なぜまたすぐに脱臼してしまったか??ですが。

 

身内の恥をさらすようではありますが、少しは現実を知ってもらいたいので、事の顛末を説明します。

脱臼後、安静を保っていれば、1週間ほどで股関節の状態は元に戻るはずでした。ですので、ジェナは隔離し、一日3、4回、トイレの為に外に出す、その時に他の犬たちとは接触させないよう、ドアを閉めるなどして別にする。ということを徹底することにしました。

言うまでもないですが、こういったことは家の者が全員、きっちりとルールを守らなければ意味がありません。実は過去の経緯から、かなり不信感があったので、一度言えば済むようなことなのですが、しつこいくらいに何度も「ジェナを部屋から出さないで」と言いました。たぶん、10回以上。

が。

案の定、聞いていませんでした。いつものことですが、こちらが真剣に言っているのに、馬の耳に念仏だったのです。

気が付いた時には、ジェナが玄関からコリーズと一緒に出てくるところでした。びっくりして、すぐに止めようとしましたが、時すでに遅し・・・。

ジェナがコリーズを避けようとして、よろけた瞬間、ギャッ!という声とともに転倒・・・全てが水の泡となりました。

再び脱臼し、痛みで震えていたジェナ・・・やっと、痛みから解放されて、歩けるようになったのに・・。

こうなった原因は誰が見ても明らかなのに、「コリー達をすぐに撤収しなかったほうが悪い」と、責任転嫁。おまけに、翌日は子犬の引き渡しがあって、私は病院に行けなかったので、病院にジェナを連れていってと言ったら「行かない」って・・・・。

「ジェナが寝たきりになってもいいのか」といったら、「オレが介護するからいい」って・・・。

全く話になりませんでした。病院に行けば、手術をすれば歩けるようになるのに、寝たきりでいいって、どういうこと??介護すればいいという問題じゃないですよね。ジェナの身になって欲しい。

とまぁそんな顛末でありまして・・・。

14歳という年齢を考えると、かなり大がかりな部類に入る股関節の外科手術をすることには不安がありましたが、この調子では何度修復しても、また脱臼しかねないと思いましたので、手術を決断しました。幸い、検査の結果、他にこれといった異常はなく、心臓にも不安がなさそうという事でしたし。

犬の場合、手術は股関節を元に戻すのではなく、脱臼したままの状態で、骨と骨がぶつかっている部分を削り取り、痛みを取り除くというものだそうです。つまり、脱臼はしたままです。でも、痛みが無くなるので、周囲の筋肉の力によって、再び歩けるようになるのだそうです。もっとも、高度医療ということであれば、人間並みの手術も可能だそうですが、「最低限歩ければよい」ということなら、それでも十分なのだそうです。ただし、大型犬の場合は難しいとか。

当初は1週間の入院と言われたのですが、経過が順調だったので、6日目に退院することが出来ました。実は前日でも良いとさえ言われたくらいでした。迎えに行った時、入院前のどよ~んとしたジェナの様子を想像していたのですが、全く違っていてビックリ。

表情は明るく、普段のジェナに戻っていたんです。手術の切開部分がかなり大きく、痛々しいのですが、それでもかなり痛みがマシになっていたのでしょう。

体重はまだかけられないので、足先をチョンチョンと着くくらいの歩き方なのですが、スタスタと歩き、病院から自分で歩いて出てきたくらいです。

病院ではあまり食べなかったようなのですが、帰宅後、敬老の日という事もあって、退院祝いを兼ねてマドレーヌをちょこっと(笑)

本当はもっとあげたかったけど、なんといってもダイエットしなくちゃいけないからね~。しばらく食欲がなくて、少し痩せたみたいだから、これをキープしなくちゃ。

もちろん、速攻で食べちゃいました(*^_^*)

抜糸は1週間後だそうです。たぶん、もうくっついていると思いますが。

脱臼してからというもの、体に触れようとすると逃げていたジェナですが、帰宅後はいつものように「撫でて!」と言ってくるようになりました。食欲も完ぺきに戻りました。

もちろん、抜糸までは隔離です。ある程度、筋力をつけないといけないので、歩きたいだけ歩かせます。1日4回、庭に出してあげると、15分くらい散策して戻ってきます。玄関ポーチの段差も、軽々上がってきます。

同じ手術を、ワカチーの同胎のメイちゃんのオーナーさん宅のポメ爺ちゃんが、15歳で受けたそうです。最初はビッコだったそうですが、1年後の今では普通に歩けるようになったとか。

ジェナも今の調子なら、そのうち脱臼した方の足も着いて歩けるようになると思います。実は反対側の股関節の方がレントゲン上で見た限りは状態が悪く、おそらくそちらをかばっているうちに、反対側が脱臼してしまったのではないかということでした。ですので、早く4本足で歩けるようになってもらわなくては・・・なのです。

で、今度は大丈夫なのかということなのですが(^_^.)

さすがに、今度は勝手な事はしないでしょう。こうして、世間にバラしちゃったし(~_~;)

これでもかなり抑えたけどね(笑)

 

さてさて、ジェナ婆、ただ今14歳2ヶ月です。

14歳にして大手術、過去最高の高額な費用もかかりました。

だから・・・ね。

絶対、長生きするんだぞ~~~~~!!!

↑ ちょっとスリムになったでしょ(*^_^*)

 

 

おまけ

ジェナ婆に万が一の時に・・って、わん!さんがジェナの体格を予想して介護ベストを作って送ってくださったのですが、ジェナはメタボなんだけど小柄なので、大き目でした。

で、もしかしてこれって、この子にピッタリなんじゃ??って、早速ジロちゃんに着せてみたら・・・

あらら、びっくり(*^_^*)

まるで最初からジロちゃんの為にオーダーメイドしたかのよう!!デザインもぴったしじゃん!

ジロちゃん、どんだけ小さいかわかっちゃいますね(笑)

というわけで、ジェナ婆には大きかったけど、ジロちゃんにはピッタリということで、いつか来る、その日の為にと、図々しくもいただいてしまいました(^_^.)

わん!さん、いつもありがとうございます。何年後になるかわかりませんが、使わせていただきますね!

 

 

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2 コメント

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Unknown (めい&さつきママ)
2015-09-24 12:22:23
ジェナばーちゃん、良かったわんこは、人が心配するほど,気にはしてないみたいですね。おじいちゃんも、ちょこちょこ足をつけながら、普通に生活できました。もちろん、コリーズとは隔離。今も動きが遅く、すぐによけれないので、一人でのんびりと、我が家の洗面所生活。多分半年もかからずに、普通に歩けると思いますよ。バァーチャン、頑張れ
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Unknown (KISAKI)
2015-10-01 18:16:26
めい&さつきママさん
ジェナもちょこちょこ足をつきながら、歩けるようになりました。
隔離も考えましたが、普段の生活に戻るほうがジェナにはよいみたいで、すっかり顔色もよくなりました。
大手術をしたのですから、この先、数年は元気に生きてもらわないとね!
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