若宮八幡宮社の裏手を抜け
10分ほど歩くと
六波羅蜜寺(ろくはらみつじ)にたどり着いた。
先ほどの神社と違い
沢山の人が訪れ盛況なかんじです。
天暦5年(951)
醍醐天皇第二皇子光勝空也上人により
開創された西国第17番の札所。
六波羅とはこの世に生かされたまま、
仏様の境涯に到るための六つの修行
(布施・持戒・忍辱・精進・禅定・智慧)をいい
波羅蜜(パーラミター)とは
彼岸(悟りの世界)に到ることだそうです。
平安時代のこの寺の境内や周辺には
平家の邸宅が5,000軒以上もあったといい、
たいへん広い敷地を持っていたようです。
しかし、平家都落ちの際は自らの手で
これらを焼き去ったといわれています。
度重なる戦火を幾度もくぐり抜け
修復を繰り返された本堂は重要文化財となっています。
本堂奥の宝物殿でも
平清盛像など重文指定の木造彫刻を
拝観することが出来ます。(拝観料500円)
六体の阿弥陀様が、行列して口からでている
空也上人立像は必見ですよ!
本堂の脇では、悪疫退治のため
空也上人が人々に配ったというお茶にちなんだ
皇服茶(おうぶくちゃ)が
振舞われていました。(御守付300円)
なかに入っているのは、小梅と結び昆布。
これで1年病気知らずで過ごせるかな?
先着3,000名には無料で稲穂が授与されていました。
お正月らしい風景です。
そろそろ昼どき、
鳴き出しそうなお腹をお茶でしずめ
次に向かうは六道珍皇寺です。
また今日も雪が降りました。
間違いなく六道のすべてを歩く羽目になりますね(苦笑)
皇服茶の写真。
赤がとても美しくてなんか縁起物だなって感じがします。
飲んでも美味しそうだし、いいですね~
どんなワルサをしてきたのかな?
興味津々
お茶は空きっ腹にやさしく
昆布嫌いの私も
梅・こぶ両方ありがたく
ペロリといただきました。
意外に昆布おいしかったです
ちなみに、このお茶は正月三が日限定ですよ。