まるういページ

音楽で稼ぐことって。

今日から大阪は梅雨入りらしいですね。朝起きてFMラジオをかけていたら、そんなことをDJが言ってました。


さて、今回は音楽の仕事に関してです。
今はネットでの情報や稼ぐ手段がたくさんありますので、いくらでも調べはつくと思います。ただ、実際に音楽で仕事をするとなれば、会社などで働くのと同じように、雑用などの他の作業がたくさん出てきます。収入や税金、確定申告などのお金のことについても知っておかないといけないこともたくさんあります。
そういった中で、僕が経験してきたことと、僕が考える必要だと思う部分の話をしたいと思います。

ちなみに僕は、現在、ベースの講師と演奏を主たる仕事にしています。以前は、音響の仕事も少ししていました。街中のイベントでの音響ですね。それと、ネットラジオの収録編集なんかもしていました。先日、とある方からの依頼でオリジナル曲のアレンジもさせてもらいました。
と、いった形で基本的には音楽を中心にした形で仕事をさせてもらっています。

演奏に関しては、アマチュア、プロとか関係なく活動をしています。僕より上の世代の人も下の世代の人も、プロとして活動してる方たちは、ほぼ皆さんプロアマの隔たりなく演奏はされていると思います。ですので、アマだからとかプロだからとかの区別や気負いは無くてもいいと思います。

では、プロとアマの違いって何でしょう。
一番わかりやすいところでいくと、演奏をしてお金を得られるかどうかだと僕は思います。メジャーレーベルから音源を出していなくても、演奏をすることによってお金がもらえたらしっかりとしたプロだと思います。
では、そこでは何が必要なんでしょう。お金を払って観に来てくれたお客さんに対して、それだけ価値のある演奏をしてるかどうかを考える必要が大いにあるということです。そこに演奏者側の事情は全く関係が無いと思った方がいいということです。例えば、練習の時間が少なかったとか、機材がイマイチだったとか、体調がすぐれないとか。そういった事情はお客さんには関係ないですよね。
ですので、演奏の本番に対して常に万全を期する必要性があると思います。もちろん人間ですので、上手くいかないこともあると思います。が、演奏に対しての意気込みや体制にベスト以上のベストを尽くすべきだと僕は思っています。
それと、自分の好きな音楽とお客さんが喜ぶ音楽とのギャップに差がある時もあるかもしれません。頼まれて知らない曲を演奏する必要もあるかもしれません。そんな場合でもいつもベストを尽くすべきだと思います。そういった努力をした上で、はじめて結果を追い求めていける形になると僕は考えます。

逆に音楽的な素養に関しては、後追いでもなんとかなる気が僕はしています。プロとして活動をしている人でも、どこかに習いに行っている人は多くいます。楽譜があまり読めない人もいます。10代でデビューしている歌手が、音大を卒業した人より音楽的素養があるとはあまり思えません。しかし、プロとしてしっかり演奏をしている人もいます。ですので、音楽的素養にあまり自信がなくても最初は大丈夫だと思います。

ですので、お金を稼ぐということにおいては、お客さんに観に来てもらえる、もしくは配信で観てもらえて、お金を払ってもらえるだけの価値のある演奏ができるかをしっかり考えることだと思います。たとえそれが、お店とかのBGM演奏だったとしてもお金をもらうということに違いはないと思います。見た目や舞台での雰囲気とかでも価値が上がることは大いにあるかもしれませんね。

次に、講師業についてですが、これは少しわかりやすいと思います。音楽的な素養はしっかり学んでおく必要があります。おそらく初見演奏は多少できなくても、楽譜が読めない人はいないと思います。ジャンルや楽器によって、譜面書式が違っていますが、最低限担当の楽器の譜面は読めないと講師にはなれないです。これは全部に言えるかわかりませんが、演奏経験はある程度必要と思います。人前での演奏でしかわからないことってたくさんあるからです。もうひとつ言うと、どう教えたら早く上達していくかといったことも考えていく必要はありますね。コミュニケーション力も必要と思います。
といった感じです。

音楽を生業にする場合、フリーランスの人がほとんどだと思います。要は、お客さんの数も含めた演奏した分だけ、楽曲が売れた分だけ、もしくは教えた分だけ、お金が入ってくることがほとんどだと思います。ですので、普通の会社員やバイトみたいに時間でのお金の支払いって全くないと思います。
ですので、自分自身でお金の管理をしていく必要があります。いろいろなところとの契約も自分自身で全て確認していく必要もでてきます。大体の人は、確定申告をして、年間の稼ぎの再認識と税金とかの清算をしていると思います。
僕は、元々理系の大学に行きまして、その後会社員をしていた時期がありましたので、このフリーランスとしてのお金の管理の仕方がよく分かりませんでした。そんな僕でも今現在は、個人事業主として毎年、青色申告をしています。なかなかたいへんでしたよ。

いかがでしたでしょうか。今回、僕の偏見もあるかと思います。まあでも、音楽を生業とすることを目指す方の参考になればと思います。


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