コロンブスが深刻な脅しによって、インディオに洗礼を授けることを教会関係者に禁じたと証言

しかし、目撃者は例外なく、コロンブスが深刻な脅しによって、インディオに洗礼を授けることを教会関係者に禁じたと証言している。 提督が突然考えを変え、インディオに洗礼の秘跡を授けることを妨げるようなことが起こったのだろうか。


おそらくその答えは、何人かの証人が証言しているように、自ら約束した素晴らしい財宝を見つけることができなかった提督が、インディオの「富」は、キリスト教徒でなければ奴隷にされる可能性のあるインディオにあると判断し、落胆したことにあるのだろう。コロンブスは書簡の中で、捕虜となった労働者としてのインディオの技術（彼は、彼らが最高の労働者とされたギニア人よりもはるかに働き者であったと述べている）を賞賛するだけでなく、奴隷として売られるために少なくとも2000人のインディオを半島に送り込んだ。


しかし、何事にも答えを持っていたコロンブスは、この告発に対して別の説明もした。コロンブスは、信条や万歳三唱や主の祈りを理解し祈ることのできないインディオに洗礼を授けるよりも、聖職者たちが、奴隷で怠け者で無能なスペイン人の魂の世話に専念することを望んだのだ。従って、インディオに洗礼を授ける前に、カテケージスが不可欠であり、それにはそれまでの時間を上回る時間が必要であった。


コロンブスの容赦ない命令は、修道士たちを困難にし、修道士たちは、原住民に洗礼を授ける前に感じる恐怖のために、自分たちの宣教を実行することができなかった。

Colón: juicio al descubridor de América