呼気が安定しなくなってきたので、呼吸筋トレーニング用品を購入。
呼吸筋トレーニングで有名なのは、
パワーブリーズ と パワーブリーズEX1 と
ウルトラブレス と エアロフィット 。
一番安価なのはウルトラブレス。
ウルトラブレスとエアロフィットは、
息が通る穴をネジでスライドして大きさを調整するタイプ。
両方とも、吸気・呼気に対応している。
エアロフィットは簡単な構造なのにやたらに高価。
パワーブリーズは、吸気タイプと呼気タイプで別れていて、
両方トレーニングしたい場合は両方買わなければならない。
パワーブリーズの特徴は、ボールやプレートをバネで穴に押し付けてふさぐタイプ。
バネの強さを変更することで、息の通りやすさを調整する。
パワーブリーズの普通タイプは吸気専門。
パワーブリーズEX1は呼気専門。
長く使いたいし、健康にも良さそうなので、
パワーブリーズとパワーブリーズEX1とウルトラブレスを購入。
パワーブリーズはクラシックという旧タイプ。
バネ式という構造は同じで安くなっている。
総論として、ウルトラブレスのみで、
吸気・呼気ともに十分にトレーニングできると思った。
パワーブリーズ系はバネと戦っている感覚を味わえるので、
飽きにくいと感じた。
パワーブリーズ(吸気)は老いぼれには標準負荷タイプで十分。
強度目盛りの1/3も行かない。
パワーブリーズEX1(呼気)は、吹矢で一気吹きしているためか、
標準負荷タイプでは最大設定でも弁が開く。
だが、すぐに弁が閉じるので、すべての息を吐き切ることはできない。
すべての息を吐き切れる負荷は8だった。
EX1は、一気吹きのトレーニングと、
細く長く吐くトレーニングと両方できるタイプだと思う。
注意書きには、肺や耳などに障がいがある方は使わないでと書いてある。
一気に吐く時に強い負荷が掛かる状態は身体に無理があるのだろう。
ほどほどの負荷が良さそう。
これらのトレーニング機器を使って思うのは、
呼吸に負荷が掛かることで、どの部分の筋肉を使っているのかを実感できて良い。
横隔膜を使っている感覚も感じられるようになってきた。
そして、呼吸筋を使いやすい姿勢も分かってきた。
「丹田に吸う」とか「一気にお腹をへこませる」とか
漠然としたアドバイスはよく聞くが、
実際に使う筋肉が分かる。
私にとっては大収穫だ。
日常での呼吸も深くなるらしいので、使い続ける。