フィッターの独り言

ゴルフショップ「マスターズゴルフ」のフィッターが徒然なるままにつぶやいてます。

カタログ数値と現実の違い。

2006年09月05日 21時14分00秒 | ゴルフクラブ

昨日、以前にMP-60アイアンとJPX E310をカスタムオーダーさせて頂いた市内の“A”様がお連れになったのは市内の“Y”様。クリーブランド ランチャー460 タイプJ をお使い中。


「どうも思うように行かず“A”さんがとにかく一度診て貰えと言うもので・・」との事。

ご持参の
クリーブランド ランチャー460 タイプJ を計ってみるとシャフトの硬さは(S)と表示されているが、固有振動数を見ると長さ45インチ、バランスD0で244cpmと出るから柔らかそう。

「余程手元調子なのかな?」とチップ側の硬度を測ってみると63とこれ又柔らかい。フィッター流に言えばSRの先調子。驚いたのはライ角が60.5°とアップライトな事。カタログ上は59°なのである。フェースアングルは-1.5°であるが、どうもこの辺に問題がありそうと考える。

それではと打って頂くとヘッドスピード:43m/s スイングテンポ:4 スイングプレーン:50°でやや力みがちではあるがいたって癖のない素晴らしいスイング。スライスが出る。」と仰るご本人の言い分とは裏腹にフック系の球が多い。

シャフト全体のの硬さは問題ないが、軽さとチップ側の柔らかさ(先調子過ぎ)にアップライトなライ角が災いしてナイスショットするとフックするので、右に押し出していると言うのが実情であろう。

色々と試打して頂いた結果はミズノ MP-003 にQ6バットスタンダードを装着した試打クラブが方向性は最も好調であった。しかし飛距離は同じで、今のヘッドがお気に召していれば、この際リシャフトをお薦めする。

幸いな事に
クリーブランド ランチャー460 タイプJ はチップ径が太いのでチップ径の細いQ6バットスタンダードを装着する事で少しのライ角とフェース角は調整が可能だろうと判断しての事。 5日にプレイ予定との事で、本日は定休日だがリシャフトしてお渡しした。ライ角は60.5°(カタログ上は59°)を1.5°フラットにして59°に、フェースアングルは-1.5°を-2.5°に調整。全体重量は301gだった物が320gになって完成。

明日のプレイ結果を「良くても悪くてもご報告下さい。」とお願いしてお見送り。

※画像はリシャフト完成後の
クリーブランド ランチャー460 タイプJ 。シャフトをネックに対して斜めに装着した為、シャフトとネックの接合部が少し曲がって見える。


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