フィッターの独り言

ゴルフショップ「マスターズゴルフ」のフィッターが徒然なるままにつぶやいてます。

熟れすぎると不味くなる!?

2007年03月15日 21時18分38秒 | ゴルフ業界
相変わらず忙しかった一日。忙しい時にはとかくポカをする事があるので注意が必要と気を引き締めるフィッター。

お恥ずかしい事だが、過去にはお客様から頂戴したご注文内容を忘れて、督促のお電話を頂いて初めて思い出したり、(^o^;アセアセ・・
折角診断した内容を書き留めたカルテを紛失してしまったりと書き出せばきりがない程、失敗の連続だったフィッター。(+。+)アチャー。

診断内容など、暇な時にはすぐに思い出せる、いや覚えていて当然の内容なのだが、お客様が多いと情報が交錯してしまい、どなたのだったか思い出せず、恥を忍んでお客様に確認の電話をした事もある。(^^;ハズカシー

そんなあんなで、一時期は首からICレコーダーをぶら下げていた事もあったが、今では接客中にPCにその都度入力して閉店後に一覧表に出るようにして、何とか難を逃れている状態・・。

さて、メーカーでも同じような事がありそうである。熟れている、いや、売れているメーカー程、商品や、その売り方が雑になっているようなのである。人間、売れない時は1本でも売ろうと努力する。しかし少し売れれば、今度は数売ろうと努力するものである。(゜_゜)(。_。)ウンウン

「まとめて買ってくれれば幾らにします。」「半期で幾ら買ってくれれば幾らです。」等は日常茶飯事だが、これらもその確たる物であろう。それに呼応するように小売店も目先の欲に駆られて、大量に仕入れて、合う合わないに関わらず売りに走る。専門店と謳いながらインターネット通販に精を出している事などは良い証拠である。(^^)/“キッパリ !

それも、売れているメーカー程、どうもその度合いが大きいようである。これまでフィッターは一番売れているメーカーは殆ど扱って来なかった。昨今ではBS、テーラーメイド等がそれにあたるかも、今でこそ一番扱い量が多いミズノも、その全盛期(国内ダントツだった)には取引さえ無かったのである。

結果論ながら、売れているメーカーの商品を売る事は容易いのである(お客様に相槌を打つだけで良い)。しかしこれがどうもいい加減な事になりやすい。とかく増産増産で一本一本の精度は落ちる事が多く、小売店としても努力を怠る結果になりやすい。(^o^;アセアセ・・

あまり売れないメーカー(売れなくなってしまったも含む)の中でも、努力してゴルファーの為になる本当に良い物を造っている所は結構ある。そう言う物は大いに評価して一本一本大切に売る必要があると考える。

流行や世の評判に流されてはいけない。これが出来てこそ専門店と胸を張れるのだと言い聞かせるフィッター。ファイト!(^o^)ノ"☆/;^-^)ノ 

※画像は本文とは全く関係ございません。本日入荷した新製品の
タイトリスト・プロV1シリーズ です。丁度食べ頃に熟れています。(^_-)

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