どなたの事を書こうかと思う位、きょうは色々なフィッティングがありすぎて困ってしまう。朝一番は昨夜からの引き続きで鳥取市の“S”様、昨夜はFWのリシャフトをお奨めしたのだが、よく考えて見るとタイトリスト904Fをお買上頂くのと掛かる費用が大差なく、一度お試し頂く事をご提案し、その場で即決お買上頂く。
次は市内の往年の(失礼)超シングルプレーヤー“T”様、「ユーティリティータイプのソールの広いアイアンはないか?」とお尋ねに。えーーーーーー???
どうしたのですかと逆にお尋ねすると「アイアンがダブってしまってどうにもならない」と仰る。お使いのアイアンを見せて下さいとお願いして、車のトランクから出して来られたのはダンロップ時代のビッグバーサアイアン、診るとソールのバンスが全くなくて、これでは抜けが悪いので払うように打ってしまい結局抜けが悪くなると判断。
案の定、左足寄りにボールを置いて無理矢理払って打っておられた。“T”様の若き日のカミソリのような小気味良いアイアンショットを目に焼き付けているフィッターとしては、幅の広いアイアンに逃げるのではなくて、バンスのちゃんとある小振りなヘッドのアイアンをお試し頂くようにお願いしてJPX E-301の試打クラブをお試し頂く事にする。
6月にMP-001とMP-37をフルセットカスタムオーダーして頂いた岩国市の“S”様はお友達の“K”様をお連れになって「合うドライバーを捜してやって下さい。」とご来店頂く。
フィッティングの結果はスリクソンW-404 9.5°にグラファイトデザイン ツアーAD W-60(S)が最も合うでしょうとご提案。 そこからが問題。「新しいW-505が出ているのに敢えて旧いのを買うのは抵抗が…」いたって当然な事だ。
W-505なら10.5°にされれば大丈夫だろうが、やや右に出やすい“T”様には出来ればW-404の方がお奨めだと力説し、結局旧モデル?のW-404でご了承頂く。その理由は「 スリクソン ニューモデル 505シリーズを計測。 」で記載した通り。
ここでの問題は新しい物は旧い物より良いのかと言う事である。フィッターは必ずしもそうは考えていない。全く同じスイングで、これまでより飛ぶ、これまでより曲がらないと言う事で新製品が出て来るのであれば大歓迎だが、今日の実情は目先を変える為に味付け(スペック)を変更しているに過ぎないとまで言い切ってしまう。
したがって、新製品だからと言って飛び付くのは危険だと言いたい。 しかし、お客様からすれば、いくら調子が良くても自分の買った物がもう少しすれば量販店のチラシに大幅にディスカウントされて載ってしまうのも嫌な筈で、思わず同情してしまう。
本来ならスペック変更だけのマイナーチェンジは出来るだけ避けるべきだし、そう言う場合は併売して選択の幅を広げるのがユーザー指向と言う物だろう。 一寸売れなくなれば新しい物を投入し、それでも売れ行きが悪ければ更にディスカウントして在庫整理に走り、自分で商品寿命を縮めてしまっているメーカーよ!、アメリカから輸入した大量生産・大量消費型の考えはとっくに古いと誰でも気付いている筈だ。
日本にハリケーンが来る前に大人になってお客様の方を向きなさいと強く苦言を呈したい。
※画像は従来モデル!のW-404 。写真には高反発モデルと書いてあるが実際にお作りするのはSLEルール適合モデルです。
次は市内の往年の(失礼)超シングルプレーヤー“T”様、「ユーティリティータイプのソールの広いアイアンはないか?」とお尋ねに。えーーーーーー???
どうしたのですかと逆にお尋ねすると「アイアンがダブってしまってどうにもならない」と仰る。お使いのアイアンを見せて下さいとお願いして、車のトランクから出して来られたのはダンロップ時代のビッグバーサアイアン、診るとソールのバンスが全くなくて、これでは抜けが悪いので払うように打ってしまい結局抜けが悪くなると判断。
案の定、左足寄りにボールを置いて無理矢理払って打っておられた。“T”様の若き日のカミソリのような小気味良いアイアンショットを目に焼き付けているフィッターとしては、幅の広いアイアンに逃げるのではなくて、バンスのちゃんとある小振りなヘッドのアイアンをお試し頂くようにお願いしてJPX E-301の試打クラブをお試し頂く事にする。
6月にMP-001とMP-37をフルセットカスタムオーダーして頂いた岩国市の“S”様はお友達の“K”様をお連れになって「合うドライバーを捜してやって下さい。」とご来店頂く。
フィッティングの結果はスリクソンW-404 9.5°にグラファイトデザイン ツアーAD W-60(S)が最も合うでしょうとご提案。 そこからが問題。「新しいW-505が出ているのに敢えて旧いのを買うのは抵抗が…」いたって当然な事だ。
W-505なら10.5°にされれば大丈夫だろうが、やや右に出やすい“T”様には出来ればW-404の方がお奨めだと力説し、結局旧モデル?のW-404でご了承頂く。その理由は「 スリクソン ニューモデル 505シリーズを計測。 」で記載した通り。
ここでの問題は新しい物は旧い物より良いのかと言う事である。フィッターは必ずしもそうは考えていない。全く同じスイングで、これまでより飛ぶ、これまでより曲がらないと言う事で新製品が出て来るのであれば大歓迎だが、今日の実情は目先を変える為に味付け(スペック)を変更しているに過ぎないとまで言い切ってしまう。
したがって、新製品だからと言って飛び付くのは危険だと言いたい。 しかし、お客様からすれば、いくら調子が良くても自分の買った物がもう少しすれば量販店のチラシに大幅にディスカウントされて載ってしまうのも嫌な筈で、思わず同情してしまう。
本来ならスペック変更だけのマイナーチェンジは出来るだけ避けるべきだし、そう言う場合は併売して選択の幅を広げるのがユーザー指向と言う物だろう。 一寸売れなくなれば新しい物を投入し、それでも売れ行きが悪ければ更にディスカウントして在庫整理に走り、自分で商品寿命を縮めてしまっているメーカーよ!、アメリカから輸入した大量生産・大量消費型の考えはとっくに古いと誰でも気付いている筈だ。
日本にハリケーンが来る前に大人になってお客様の方を向きなさいと強く苦言を呈したい。
※画像は従来モデル!のW-404 。写真には高反発モデルと書いてあるが実際にお作りするのはSLEルール適合モデルです。
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