7月からお待ち申し上げていた広島市の“エルヤマ”様(「しなやかなスイングには柔らかくても重いシャフトが合う!」 にコメントを頂戴。)、一昨日福岡へゴルフに行かれる途中でお立ち寄り頂いたのだが、時間がなくて一寸打って頂いただけで、お帰りの本日再度ご来店下さった。
その時にチラッと拝見した限りではアップライトスイングと見た。その事をお話しすると「自分ではフラットスイングで、むしろフラット過ぎないように気を遣っているつもりなんですが」と驚かれていた。
現在お使いのW1はスリクソンW-302 9.5°(S)、アイアンはミズノ プロモデルMT ライフル(6.5)で、一目見て感じた事は両方ともフラットなスイングに合うクラブ。それとウッドとアイアンの重量バランスが異様(ウッドに比べてアイアンが重い)でシャフト剛性も違いすぎる(ウッドは中元調子でアイアンは先)。
お約束通りスイングスペックを解析させて頂くと、W1ではヘッドスピード:46m/s スイングテンポ:3 スイングプレーン51°(インパクトのライ角:53°) で、ややアップライトでリストターンタイプだがスムーズでシャフトに負担が掛からないスイング。少しコントロール重視に押さえめに打っておられる印象だった。
一方6Iアイアンではヘッドスピード:40m スイングプレーン:61°(インパクトのライ角:63°)とやはりアップライトで、こちらはかなりハードなスイング。片手ハンディと仰るだけにクラブに合わせて上手く打っておられるのには脱帽する。
しかし、ウッドとアイアンのシャフトのスペック格差はどうしようもなく、一般的にはドライバーが良い時は意外とアイアンのコントロールが利かずにスコアが伸びず、逆にドライバーが悪い時にはアイアンでビシビシ決めてスコアが良いなんてちぐはぐな事が起きそう。もっとも片手ハンディの場合はこれを把握した上で、それぞれ上手くまとめておられるのだろう。
話は横にそれるが、年中ダッファー(フィッターの事)と上手な人との一番の違いは、スイングの善し悪しより記憶力じゃないかと思ったりしている。プロやトップアマとお話ししていると、一度しか回った事のないコースの状況でも実に詳細に記憶されていて驚く。
同じ事がクラブに関しても言えて番手別の癖を驚く程細かく正確に把握しておられるのである。もっとも、ご自分のスイングスペックは意外と把握しておられなかったり。(^^;)
昔、重信秀人プロ(先月キャスコ広島オープン優勝 )が「電話帳は持った事がない。全部記憶している。」と平然と言い切って驚いた事があったのだが、その時にそう思ったのである。
さて、“エルヤマ”様のフィッティング結果は、W1を小さなヘッドに先調子のグラファイトデザインI-65(S)シャフト(メーカー発表は中元調子だが、フィッターの測定結果は中先調子)にして全体重量を今よりわずかに重い320g前後に。アイアンも小さなヘッドに今より少し軽く柔らかめのNS-1050を装着して全体重量420gくらいにする事を推奨。
ところが、「取り敢えず来月早々にはクラチャンの予選が始まるので、今アイアンは触りたくない。」との事。これはごもっともで、ウッドだけ1番、3番、7番を揃えさせて頂く事に。W1のヘッドにはMP-001でも重心深度が深く球が上がりやすいTS+ではなく、表示ロフトとリアルロフトが一致する370USスペック9.5°にさせて頂く事に。
W3もMP-001FW・USスペックに同じシャフトで、W7にはご本人の「軽量スチールを使って見たい。」とのご希望でNS-850(S)を装着した物を大至急組み上げてお試し頂くようにお願いした。
※画像は“エルヤマ”様のI6とW1のインパクトの状態。
その時にチラッと拝見した限りではアップライトスイングと見た。その事をお話しすると「自分ではフラットスイングで、むしろフラット過ぎないように気を遣っているつもりなんですが」と驚かれていた。
現在お使いのW1はスリクソンW-302 9.5°(S)、アイアンはミズノ プロモデルMT ライフル(6.5)で、一目見て感じた事は両方ともフラットなスイングに合うクラブ。それとウッドとアイアンの重量バランスが異様(ウッドに比べてアイアンが重い)でシャフト剛性も違いすぎる(ウッドは中元調子でアイアンは先)。
お約束通りスイングスペックを解析させて頂くと、W1ではヘッドスピード:46m/s スイングテンポ:3 スイングプレーン51°(インパクトのライ角:53°) で、ややアップライトでリストターンタイプだがスムーズでシャフトに負担が掛からないスイング。少しコントロール重視に押さえめに打っておられる印象だった。
一方6Iアイアンではヘッドスピード:40m スイングプレーン:61°(インパクトのライ角:63°)とやはりアップライトで、こちらはかなりハードなスイング。片手ハンディと仰るだけにクラブに合わせて上手く打っておられるのには脱帽する。
しかし、ウッドとアイアンのシャフトのスペック格差はどうしようもなく、一般的にはドライバーが良い時は意外とアイアンのコントロールが利かずにスコアが伸びず、逆にドライバーが悪い時にはアイアンでビシビシ決めてスコアが良いなんてちぐはぐな事が起きそう。もっとも片手ハンディの場合はこれを把握した上で、それぞれ上手くまとめておられるのだろう。
話は横にそれるが、年中ダッファー(フィッターの事)と上手な人との一番の違いは、スイングの善し悪しより記憶力じゃないかと思ったりしている。プロやトップアマとお話ししていると、一度しか回った事のないコースの状況でも実に詳細に記憶されていて驚く。
同じ事がクラブに関しても言えて番手別の癖を驚く程細かく正確に把握しておられるのである。もっとも、ご自分のスイングスペックは意外と把握しておられなかったり。(^^;)
昔、重信秀人プロ(先月キャスコ広島オープン優勝 )が「電話帳は持った事がない。全部記憶している。」と平然と言い切って驚いた事があったのだが、その時にそう思ったのである。
さて、“エルヤマ”様のフィッティング結果は、W1を小さなヘッドに先調子のグラファイトデザインI-65(S)シャフト(メーカー発表は中元調子だが、フィッターの測定結果は中先調子)にして全体重量を今よりわずかに重い320g前後に。アイアンも小さなヘッドに今より少し軽く柔らかめのNS-1050を装着して全体重量420gくらいにする事を推奨。
ところが、「取り敢えず来月早々にはクラチャンの予選が始まるので、今アイアンは触りたくない。」との事。これはごもっともで、ウッドだけ1番、3番、7番を揃えさせて頂く事に。W1のヘッドにはMP-001でも重心深度が深く球が上がりやすいTS+ではなく、表示ロフトとリアルロフトが一致する370USスペック9.5°にさせて頂く事に。
W3もMP-001FW・USスペックに同じシャフトで、W7にはご本人の「軽量スチールを使って見たい。」とのご希望でNS-850(S)を装着した物を大至急組み上げてお試し頂くようにお願いした。
※画像は“エルヤマ”様のI6とW1のインパクトの状態。
あとはアイアンの距離感を調整することですね!今のミズノのMTだったら距離のフローは丁度よいのですがナイキを使ってみます。距離を把握して無いのがちょっと辛いですが、ラウンドしながら覚えていきます。
7Wは必ずや良い武器になると確信しております。
ナイキのアイアンは昨日アップライトに調整してございますので、早速にお試し頂ければと思います。
それと《アイアンも小さなヘッドに今より少し軽く柔らかめのNS-1050を装着して全体重量420gくらいにする事を推奨。》ですがあの時のアイアンのシャフトはNS-1150だったと思います。1050は私も知ってますがNSに1150があるとは知らなかったので記憶してるのですが、一瞬見ただけなので見間違いでしょうか?
メールにも書きましたように自分の3Wと1Wのヘッドスピードが余り変わらなかったので自分は少し軽目くらいなほうがしっかり振れて良いのかなとは思っています。
伊沢でも短めのクラブ振ってますものね。
ただアイアンは飛ばす必要が無いので安定したswingをするにはウッドのバランスよりやや重めでも良いのではないかと思っているのですが・・・かなり個人的な意見ですが・・。
でも確かに昨年辺りから筋力の衰えを如実に感じるようになりアイアンをもう少し楽に振りたくなってきたのでprojectX6.0を入れたり軽めにするように方向付けしたいと思っていたところです。
正直言ってやってみないとわからないのが現状です。「リスクはありますが、ここは博打してみましょう。」と申し上げた所以です。
もしも打ってみて頂いて駄目なら、950かI-65にご相談の上で変更させて頂きます。
アイアンは最初に1150を、後で1050をと両方お試し頂いておりまして、どちらも取り立てて問題はございませんでした。
今より軽くと考えれば1050になるのかなと言った感じです。
どちらにしてもまずはウッドを仕上げてから、再度検討させて頂きたいと思います。
何卒ご了承下さい。