フィッターの独り言

ゴルフショップ「マスターズゴルフ」のフィッターが徒然なるままにつぶやいてます。

ピタゴラス設置完了.。ボールもフィッティング!?

2005年07月28日 21時43分28秒 | ゴルフフィッティング
以前から頼んでいたミズノの打球計測装置「ピタゴラス」を設置して貰った。この装置はコンパクトで操作も簡単だから、お客様にも操作して頂けそう、それに結果の表示に普通の液晶テレビを使用しているので、増設が簡単だと言う事が気に入った。

以前からメインで使用しているブリヂストンのサイエンスアイフィールドの場合も器用なお客様はご自分で操作して頂いていたが、表示部が今時珍しい特殊モニターだったので、その増設に費用が掛かって大変だった。(^^;)
もっとも1台の表示で構わなければ何ら問題はないのだが、打っているお客様はそのままの姿勢で結果を見たいだろうと思うし、操作者もそのまま見たいと思うと表示部は絶対に2台必要と言うのがフィッターの考え。

さて、実際に設置して使用してみると問題点もある事が判明。当店のサブ打席の後ろは表に向いて全面ガラスなのだが、明るすぎると飛び出したボールの撮影に支障が出てしまい、上手く測定が出来ない事。もう一つはサイエンスアイと比べて数値が非常に辛い(低めに出る)事。

明るさの問題はブラインドを閉めれば大丈夫なので、衝立を立てる事で何とか対策出来そう。表示に関しては本来サイエンスアイの方が甘い訳でピタゴラスの方がまじめな数値を出しているので文句を言える立場にはない。サイエンスアイのヘッドスピード測定はシャフトのスピードを計測してヘッドのスピードに換算する方式で、しかも測定用の赤外線が斜めに走っている為に、トップすると早いヘッドスピードが出てしまうと言う問題があり、以前からかなり気を遣って来たから。

だが、このピタゴラス、説明書にはない素晴らしさを発見。それはボールに特殊なマークを入れなくても自動測定が可能だと言う事。手動ならサイエンスアイでも可能だが、これには手間が掛かり、渋々三角マークを入れたボールを使って来たのだ。

と、言う事は色んなボールで初速やスピンを簡単に計測出来る訳で、これを使えばボールのフィッティングに使えそうと言う予感が。実はスイングとボールの相性で飛距離が違う事は周知の事実なのだが、実際に「どのボールが合うの?」と訊かれて言葉に詰まる事がある。

時間を掛けて色々と打ち比べて頂ければ結論が出る事はわかっているけど、実際にはそこまで出来ていないのが実情。それがこのピタゴラスで簡単に出来ればと言う訳だ。と言っても、まずはこれからデーター集めをしなければならないので、実際に披露出来るようになるのは9月くらいから。
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