アレアレッ？、パターのネックが曲がってる！

先日から気になっていた高校生ゴルファー“Ｙ”君のパターのロフト。今日やっと持参して下さったので、早速に点検。やはり思っていたよりロフトが起きてしまっている。確かに４°に調整したのに、２°になっている。実はこのピンタイプのクランクネック パター（あえて名前は伏せる）「ＳＳ３０４」と言うすごく柔らかなステンレス素材で作られていて、ネックを曲げるときにえらく柔らかいなと感じていた。

前回、シャフトを伸ばした時も１°程度変わっているように思ったが、６°が５°になっている位ではそう影響は無く、あまり気に止めなかったのだが、どう考えても運送中か何か、加重が掛かった時に少しずつ曲がってしまうのだろうと判断。焼きを入れ直す方法も無いではないが、ここは思い切って今の内に替えた方が良いと判断。

“Ｙ”君にその事をお詫びして（本当なら、彼のように競技人生を歩む人にとって、お詫びして済むような問題ではない。(-_-)/~~~~ピシー!ピシー!）他にお好きなパターがないか物色して貰う。結局、同じような顔をしたスコッティーキャメロンの新作　スタジオスタイル　ニューポート２がお気に召し、これに交換させて頂く事に。これなら長さもライもロフトもそのままでＯＫ。グリップの太さを思い切り太くして、３ポイント下がったバランスを２ポイント上げてバッチリ。

昔、やはりソフトステンレスを使ったアイアンで打っている内にロフトが起きてしまうと言う欠陥品があったが、パターでは初めての体験。硬くて曲がらないのもフィッターとしては難儀なとこだが、使用中に曲がってしまうようではもっと困る。(+。+)アチャー。

※画像は新しいパター　スタジオスタイル　ニューポート２