「MP-003はありませんか?」とご来店になったのは市内の“T”様。今お使いの1Wを拝見すると300SⅡ 315(10°)にシルバー90(S)が装着された物。(O_o)WAO!!!
こんな珍しい物をお使いとは・・。何が珍しいって、ロフト10°の300SⅡだけでも珍しいのに、シルバー90とは、これ又珍しい。当然カスタムオーダー品であろう。(・・ )( ・・)キョロ
打ってみて頂くと、ヘッドスピード:51m/s、スイングテンポ:7、スイングプレーン:47°であり、ご本人は至って普通に打っておられるつもりらしいが、強烈なパンチショット!で、これは並のシャフトでは到底太刀打ち出来そうもない。(^o^;アセアセ・・
「私のスイングが悪いからですか?」と気にしておられたが、確かに特殊ではあるが、悪いとは言う訳ではない。勿論プロにでもなられるのであれば、「もっとアッパーに、もっとボディーターンを心得て」などとお節介を焼いてしまいそうなところだが、現状でも280yは飛んでおり、方向性にも問題はなさそう。(゜_゜)(。_。)ウンウン
よくよく訊いて納得出来た。この1Wは5年前に当店でカスタムオーダーさせて頂いた物で、このシャフト、フレックス表示はSだがチップをカットしてあり、固有振動数は283cpmあり、実質の硬さはX以上であろう。
「ボチボチもう少し大きなヘッドを」と色々物色されていたそうだが、「何を打っても真っ直ぐに飛ばなかった」らしく、「先日友人のMP-003を試したら割と良かったので・・」との事。
ご友人のMP-003がどんな仕様だったか定かではないが、表示よりリアルロフトが多く、ライ角がフラットであったのが功を奏したのかも知れない。ドレドレ_(◎◎ヘ)
その当たりを充分にご説明させて頂き、最終的にお薦めしたのは、ヘッドだけ、 ミズノ MP クラフト425 10.5°ライ角:56.5°の物に交換させて頂く事に。
丁度シャフトが合っている場合はこれが一番リスクが少ないのである。と言っても、シャフトによっては差し替え時の熱処理で強度が落ちてしまい、違うリスクが増える場合もあるので注意が必要だが、ミズノ製の重量級シャフトはこの点では丈夫な事で定評があるから大丈夫。(^^)/“キッパリ !
※ 画像は ミズノ MP クラフト425 。3タイプのライ角が選んでカスタムオーダー出来る。
赤い↑の先のポッチが赤ければアップライトな59.5°で、黄色い↑の先のポッチが黄色ければフラットな56.5°。既製品の58.0には色が付いていない。
実は後からの調整も可能!と言うフィッターにとって大変嬉しい逸材。
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