フィッターの独り言

ゴルフショップ「マスターズゴルフ」のフィッターが徒然なるままにつぶやいてます。

やはりそうだった。思い切り硬めでOK。

2005年09月15日 21時12分39秒 | ゴルフフィッティング

先日からメールでW1の不調を訴えておられた下松市の”I“様(9月2日に「お客様への迎合を反省。 」でご紹介)本日ご来店。
早速に初心にかえってフィッティングさせて頂くと、ヘッドスピード:42m/s スイングテンポ:6 さすがに好スコアが出たと仰るだけあって、春に測定した時より随分とスムーズなスイングになっておられ、これならシャフトの硬さも柔らかくて良いのではないかと思う程。

ところが、実際にはヒール寄りに打点が集まり殆ど右に出てしまう。「実戦では左に巻く事が多い。」と仰っているので、右に出るから左に引っ張ると言うハードヒッター(特に手打ちの時には)特有の症状ではないか、これは硬さに問題があるのではないかと推測して、スイングドクターでインパクト周辺のシャフトの撓りを慎重に点検すると案の定ミズノ ツアースピリットMP(S)が物の見事に弓の如く撓ってトゥーダウンしている。

これはやっぱり硬くしなければと、同じSフレックスでもXに相当する硬さのグラファイトデザイン ツアーAD M75(S)を装着した物をお試し頂くと殆ど真ん中に打点が集まり、ヘッドスピードも44m/sにアップした。

それでも、少し右に出る傾向があったので、もっと手元が硬く先調子のツアーAD W70(X)をお奨めする。リシャフトする事も出来るのだが、丁度本日サンプルヘッドが届いたばかりの「幻のドライバー」をチラリとお見せすると、思わず頷いて頂き、「幻のドライバー」カスタムオーダー・ユーザー第一号になって頂く事に。

FWもと仰ったのだが、「幻のドライバー」の出来上がった物をお試し頂いた上で、調子が良ければ今お使いのMP-001FWをツアーAD W70(X)にリシャフトさせて頂く事でご了承頂く。 この「幻のドライバー」実はメーカーからインターネット上に掲載する事を一切禁じられているので、ここでご紹介出来ないのが残念。興味がある方は近日中に試打クラブが入荷予定なのでお試し頂きたい。

※画像は「幻のドライバー」のヘッドパーツ。詳細をお見せ出来ず誠に残念。

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