フィッターの独り言

ゴルフショップ「マスターズゴルフ」のフィッターが徒然なるままにつぶやいてます。

スイスのゴルフ事情を聞く。

2005年09月17日 20時04分44秒 | ゴルフフィッティング
金髪の男性がご来店。外国語はチンプンカンプンのフィッターだが、幸いな事に日本人の奥様がご一緒で通訳して頂く。スイスから来られたそうで、「ミズノMX-23はありませんか?」との事、イギリスに行った時に見て気になっていたのだそうだ。

在庫は置いていなかったが、試打クラブがあったので見て頂くと、「これだこれだ。」と嬉しそう。でも、「クラブは眼鏡と一緒です。打ってみて頂かなければお奨め出来ません。折角当店にお越し頂いたからには一度お試し下さい。」とフィッティングスタジオにお招きする。

数発打って頂くと凄くフラットなスイングで、トップを連発され、偶に当たれば左にダッグフックばかり。10g重いNS-1050を装着したMP-27をお試し頂くとやっとまともな当たりが出て来た。さらにライ角度を2°フラットにさせて頂きお試し頂くとナイスショットを連発。

最初は「私のような初心者にそんな事が関係あるの?」と胡散臭そうであったが、見る見る変わっていく打感にご本人も興奮気味。「23日に帰国するが、それまでにカスタムオーダー出来るのか?」と心配そうだったが、国際郵便で割安にお送り出来る事をご説明すると安心されたご様子。

スイスでもゴルフが流行して来ているそうだが、昔の日本と同じく、ゴルフ場に所属してHCを取得しないとコンペには一切参加出来ないとの事で、やっとそれを達成して面白い盛りだとか。ゴルフショップも少なく、ミズノ商品は国内で売っているのは見た事がないが、プロトーナメントで使用しているプロも多く、人気のあるメーカーでイギリスまで行って買うのだとの事。

※画像は一番最初に打って頂いた時の物で、左側はアドレスではありません。インパクトの状態です。これまで合わないクラブで打っておられたのでこんなに身を縮めたスイングになられたのでしょう。フィッティング&レッスン後は別人の如く伸び伸びと打っておられました事を付け添えます。
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