フィッターの独り言

ゴルフショップ「マスターズゴルフ」のフィッターが徒然なるままにつぶやいてます。

74歳でスチールシャフトにトライ!!

2006年05月07日 21時53分51秒 | ゴルフフィッティング

昨日、荒天の中を、中国ゴルフ連盟の役員も務められる市内の“T”様来店。6月のシニア大会に向けてW1をSLE適合品に換えようと思う」との事。

長いお付き合いで、今更フィッティングでもないが、一応数発打って頂き、マルマンの
EXIM NANO EI(SR)をお試し頂いて、すこぶる好調。 「74歳になってSRでもなかろうが?」と仰るのを、「では、Rもお試し下さい。」とインパクトセンサーを張ってお試し頂くと、HC4でOB知らずの“T”様でも少し打点がバラついてしまう。結局SRの試打クラブを実戦でお試し頂く事に。

昔は100匁とか98匁とか言ってクラブを重量で選んだ。あの当時はシャフトのバリエーションが少なく、軽くして楽に打ちたい場合は柔らかいシャフトで軽いバランスにする事で重量調整をした。しかし今のようにシャフトバリエーションが豊富だと「歳だからと柔らかくする必要はない」と言うのがフィッターの持論である。

「アイアンも一度スチールを試して見たい」と仰り、フィッターも「大いに賛成。下半身を使ってのスイングが出来ていらっしゃる内は重めのクラブをお使いになった方がよろしいと思います。」

「最近のメーカーは軽めを薦めてゴルファーの寿命を縮めているように思います。」「手打ちを奨励しているのと同じですからね。」と続けると、そう思うかね。私もそんな感じがしてね」と、これまた二人で息が合う。\(^o^)/ ワーイ!!

グリップスピードを測定してNSシリーズが合う筈と、MP-30にNS-950(R)とNS-850(R)を装着した試打クラブを一緒にお持ち帰り頂いていた。


本日、意気揚々と再度ご来店。W1はこれが良い。これをこのまま使わして頂戴。アイアンはNS-950の方が良い。これと全く同じように造って頂戴。若い頃を思い出させるような打感で凄く良い。」と仰る。\(^o^)/ ワーイ!!\(^o^)/ ヤッタ!!

やはりNS-850(R)では少し柔らかすぎだったのだろうと思う。NS-950(R)の方が少し硬いのがお気に召して頂いた要因だと安堵するフィッター。

※画像は“T”様にお気に召して頂いたミズノ
MP-30


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