フィッターの独り言

ゴルフショップ「マスターズゴルフ」のフィッターが徒然なるままにつぶやいてます。

チョット聞いてよ!(フィッターの愚痴)

2007年06月06日 21時54分00秒 | ゴルフ業界
お客様から「○○のシューズはありますか?」とお問い合せのお電話を頂く。平素、その某USAメーカー(あえて名は伏せます)のシューズは在庫していないので、「申し訳ございません。」とご丁重にお断りすると、メーカーに直接電話したら、おたくに問い合わせるように言われたのですが・・」と結構な剣幕。ヽ(^。^)ノアレアレー?

「品番とサイズが解ればお取り寄せ出来るか調べますが」と電話を切ると、暫くして再度お電話頂き「アルバの○○ページのです。サイズは25センチです。」と仰る。念のため「このメーカーのシューズはサイズが小さめですが、これまで履かれた事はございますか?」とお尋ねする。

実は以前に「このシューズはデザインが斬新で面白い」と調子に乗って沢山仕入れたら、横幅が狭く甲が低いので、「長さが合えば甲がきつい」と、お客様に敬遠されて、難儀な思いをしていたからである。(^^;ハズカシー

「今も履いていますから大丈夫です。」と仰るので「そのサイズを確認して下さい。」とお願いすると「あっ、26でした。おかしいなあ、普段は25なんだけど・・」等とやり取りをして、「それならメーカーに在庫があるか調べて見ましょう。」と電話を切った。(^_^) Hi~!

営業担当者に電話をしてその事を告げると「全く在庫はありません。展示会受注分しか生産しておりませんので・・」と平然とした返事。「まあ、オマケで商売しているメーカーはこんな物か」とフィッターは文句を言う気も失せて電話を切ったが、この事をご連絡すると、腹の虫が納まらないのは当のお客様。なにっ?そんなあ!」といよいよご立腹。当たり前だろう。フィッターがお客様の立場でも当然怒る。_(++)/ダメダ…..

昨今のゴルフメーカー、どうも只の商社に成り下がって来ているように思うのはフィッターだけか?(・・ )( ・・)キョロ

特にUSAメーカーにそれが顕著。もっともそれが合理的な米国文化と言われてしまえばそれまでの事だが・・、最近は国内メーカーにまでこの傾向が強く出て来たのは困った物。(+。+)アチャー。

彼らの共通点は、テメエの都合で物作りして、大宣伝をし、小売店に注文を出させるまでが主目的であると言わざる得ない。返品、交換等の入れ替えも全く無しだから、全てのリスクは小売店に背負い込ませる訳。(゜゜;)エエッ

当然の事、小型点の都合は言うに及ばず、田舎のユーザー様のご都合など全くお構いなしである。 今回はひたすら非力をお詫びして一件落着したが、シューズに限らず、ゴルフクラブにもこの傾向は確実に波及して来ている。我々小型店は悲しいかな業界の隅に追いやられ、ドーンと仕入れして、合う合わないに限らず売って売って売りまくる猛烈商法がますます蔓延してしまうようである。…… ( ..)スゴスゴ

※ 画像は本文とは全く関係ございませんが、“N”様ご注文のオンネームキャディーバッグ。
  刺繍代が6,000円掛かったけど結構格好良く出来上がりました。ハーイ(^O^)/

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