フィッターの独り言

ゴルフショップ「マスターズゴルフ」のフィッターが徒然なるままにつぶやいてます。

嬉しいパターが入荷!

2007年06月04日 21時09分54秒 | ゴルフクラブ
嬉しいパターが入荷! このブログを永らく読んで下さっている方なら、IST-ONE(イスト・ワン)パター実戦で体験して見たいパター入荷!でご紹介)は先刻ご存じだと思うが、あのフセゴルフから新しくDIT the firstと言うピン・アンサー・タイプと、同じ形状のヘッドながらセンターシャフトのDIT the first-Cと言うモデルが新発売になった。

早くに案内は頂いていたが、無精をして発注を出していなかったので、遅ればせながら昨日入荷。
無精をした原因は、写真で見た限りではそれほどの物とは思わなかった。正直言って「インサートの小細工をそんなに見せびらかす事もあるまいに」との感があって、あまり気は進まなかったのである。

しかし、実際に手にして驚いた。まずはシャフトの装着が素晴らしい。パターに限らずネック回りはゴルフクラブの命と言っても過言ではないと信じて疑わないフィッターだが、このパターは両方とも合格点を通り越して素晴らしいの一語に尽きる。(^^)/“キッパリ !

本家のPINGは言うに及ばず、キャメロンより遙かに上を行っていると断言しても良いネック回りの出来映え。惜しむらくは先のインサートや配色などの小細工が、折角の職人気質を削いでしまっているように感じて残念でならない。(これは最近のキャメロンにも感じるから、やはり一種の流行か?)

とは言え、本来の機能である打感も転がりも実に素晴らしく、丁度同じ日に国内他社からサンプルとして入荷した5万円以上もする、雑誌で華々しく記事になっていたピンタイプの削り出しパターの発注予定がおかげで吹き飛んでしまった程。(こちらの会社には気の毒な事をした。)(^o^;アセアセ・・

さらには重心アングルを見て再び驚いた。アンサー型
DIT the firstの重心アングルはごく普通だが、センターシャフトのDIT the first-Cも殆どアンサー型と同じになっているではないか!?(O_o)WAO!!!

これは何でもないようで大変な事なのである。これまで普通のセンターシャフトは水平バランスになっているのが殆どで、折角「引っ掛け難いプラスフェースプログレッションのセンターシャフトを」とお薦めしても、これでは効果が半減されてしまっているのであった。(+。+)アチャー。

ところが、このセンターシャフトの
DIT the first-Cならば少々ヘッドがターンしてしまいがちな方にも安心してお薦め出来そうなのである。(詳しくはパター選びに重要な3タイプ!をご参照下さい。)

パターにお悩みで、これまで何本も買い換えたけど・・」と仰る方には是非お試し頂きたいと太鼓判を押すフィッター。ハーイ(^O^)/

※ 画像は2タイプのパターを無造作に灰皿の上に乗せて写した所。
  重心アングルを見て頂きたい。両方ともヘッドが同じように傾いているでしょう。\(^o^)/ ワーイ!!\(^o^)/ ヤッタ!!

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