入荷が遅れに遅れていたタイトリスト プロチタニウ
ム 905R ドライバーがやっと入荷。早速にスペッ
クを計測してみると、ヘッドのライ角は56.5°~
57.5°、カタログ上の数値が57.0°だからこれ
はバラツキが少ない方で妥当な数値だろう。しかし上
下で1°違うと言う事はフィッターとしては選び概は
ある。
フェース向きは-0.2°~-0.8°、少しフック気
味だが、大きいヘッドはあまり開くとヘッドが返って
来ずにスライスしやすくなるのでそれを嫌っての事だ
ろう。
ロフトは9.5°表示の物で10.0°~11.0°、
表示よりは少し多いが、まあ不足するよりは怪我が無
くて良いだろうと納得。
シャフトの方はディアマナ73(S)バランスD3の
物で固有振動数が272cpm、ツアーAD PT7
(S)バランスD2の物で固有振動数が281cpm、
ツアーAD PT6(SR)バランスD2の物は固有
振動数が258cpmであるから、タイトリスト特有に
結構硬めに仕上がっている。
結論としては結構易しいドライバーと言える。リスト
ターンでヒールに打痕が集まる方にはこれよりも小さ
なヘッドの905Sがお薦めだが、センターからトゥ
ー寄りで打てる方にはシャフトの長さが同じでもグリ
ップと打点との長さが長い分だけ実効ヘッドスピード
が上がり飛距離が伸びる事も考えられる。
更にはヘッドターンを押さえられる効果があるから
フェース向きに注意して選べばフックを防げる可能性
大であろう。
入荷の連絡をさせて頂いたら早速にご来店された宇部
市の“O”様も、大きいヘッドながら、これまでのタ
イトリストと全く同じデザインに「これなら違和感な
く構えられるね。」とツアーAD PT7(S)とデ
ィアマナ73(S)をお試し頂いたが、安全策でこれ
までお使いで慣れておられるツアーAD I65
(X)でカスタムオーダーを承った。
※画像は入荷したタイトリスト プロチタニウム90
5Rドライバー。
最新の画像[もっと見る]
- 仕事始めにビッグニュース 1週間前
- 仕事始めは飛ばないドライバーの原因追及。 2週間前
- 仕事始めは飛ばないドライバーの原因追及。 2週間前
- とうとう6回目の年男です。 2週間前
- とうとう6回目の年男です。 2週間前
- 10歳老いた年の暮れ 2週間前
- 10歳老いた年の暮れ 2週間前
- 10歳老いた年の暮れ 2週間前
- 硬さより調子が大切 3週間前
- 6年も経つと体がモデルチェンジ 3週間前
開いていて、フックなのでしょうか?
閉じて(+1~2)がフックなのかと思ったものですから…
ちなみに、私のJPXの向きは??
フェースアングルはメーカーによって計り方が違いますが、当店ではライ角をピタリと合わせた時のフェースの向きをシャフトと直角だったら±0°としております。
その上で、-1°がストレートと表現しております。構えて見た時にこれくらい開いていないとフックに見えるのです。
したがってこの場合はフックと表現させて頂いた訳です。
ちなみにY様へお届けしましたJPX E310は-1°でございました。