2月15日に ミズノ から発売になる JPX A25 の1Wと7Iの試打クラブが今朝入荷したので、まずは 1W から測定してみた。そして一年前に測定した JPX E500 のデータと比べてみよう。ドレドレ_(◎◎ヘ)
品 名 長さ 全体重量 バランス 振動数 ライ角 フェース角 リアルロフト
JPX A25 SR 10° 45.00 299.3 D0 232 58 0 ±0 11.0
JPX E500 SR 10° 45.12 300 D0 223 61.5 -0.5 10.5
長さや重量は殆ど同じながら、固有振動数は9cpm高い数値で、シャフトのバット側(手元)が硬められている事が伺える。\(^o^)/ ワーイ!!
ライ角は仕様書上は同じ58°だが、前作の現実は大幅にアップライトだったのが、今回は仕様書通りで、このタイプのクラブとしては珍しい程フラットな造りで、これなら女子プロが使えそう。 (O_o)WAO!!!
スイートスポットチェッカー(ミズノ MP-57 を斬る! をご参照あれ。)に掛けてみて、「はは~ん!」と、ますます確信を深めた。あっ\(◎o◎)/!
フェースはE500よりシャローになってはいるが、スイートスポットは意外に高く、テンプラ気味に強く、トップには少し弱いかと思われる程。前後も、ヒール側よりトゥー側に強い事がクッキリとしている。
一年前に書いた JPX E500 を斬る! では「シャフトが柔らかすぎる。」「グリップが軽すぎる」等と不満を漏らしていたし、ヒール側重視の印象を持っていたが、今回は全く正反対にシャフトにはしっかり感があり、グリップも5g重く、ヘッドもトゥー側重視の印象がありあり。 (゜_゜)(。_。)ウンウン
と、言う事は、前作E500 が安定性重視型であったのに対して、この A25 は飛距離追求型と言い切って差し支え無いだろう。(^^)/“キッパリ !
この五角形のヘッドはこれまでの四角形ヘッドにどうしても抵抗を持っていたミズノ開発陣が、そのギリギリの鬩ぎ合いの中から作り出した飛びの形だと聞いた(ペンタゴンヘッド開発ストーリーをご参照あれ。)のだが、顔の良さが売り物になっていた E500 とは同じ山登りでも反対側から登ったような物と言い切れる。 ..._¢(0_0ヘ)フムフム
結論として、A25 は E500の新型ではなくて、あくまでも別のモデルと考えるべきであろう。 したがって、闇雲に新型だからと飛び付く必要が無い事はいつもの事ながら、現在E500を使用中で好調な方は購入を控えて欲しいくらいで、むしろE500に不満がある方や、これまでMPシリーズや米国ブランドの1Wを使用中で「もっと易しいクラブを?」と仰る方にこそお薦めしたいモデル。
※ 画像はグリーンゲージの上で計測中のJPX A25 1W。
ソール後部の跳ね上がり具合が独特である。
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