フィッターの独り言

ゴルフショップ「マスターズゴルフ」のフィッターが徒然なるままにつぶやいてます。

スーパー・フィッッティング・セミナー

2004年12月08日 22時38分51秒 | ゴルフフィッティング
昨日から1泊2日で岐阜県のミズノテクニクス(ミズノ養老工場)へスーパーフィッティングセミナーを行って来た。フィッティング店が既に100店を越えて来て、その中から抜粋された20店を集めて更にバージョンアップしようと言う事らしい。その初回である今回は私を含めて5名のフィッターが集まった。

さすがにフィッティング命の面々は業界では異様なほど着眼点が鋭く、貴重な意見も続出して、なかなか面白い。フィッティングリーダーの清水さん(陳清波プロのご子息。)、藪本さん(共にミズノ社員)を中心にこれまでのフィッティング体験を基に次々と新しいフィッティングの方法を伝授頂く。

昨年夏に行った時に工場周辺は草が生えており、トイレは汚く、これではいけないと苦言を呈して帰ったのだが、今回はとても綺麗に整備されており、フィッティングセンターも更にバージョンアップ。私が来年造ろうと設計中の本格的フィッティングスタジオの参考になった。

フィッティングセンターの中には、カスタムクラブのヘッドを研磨から組み立てまで可能なビック工房が出来ており、その作業風景を懇切丁寧に見せて頂いた。

ヘッド研磨と言えば、車の中でヘッドを研磨出来るようにしたワークスカー(従来もプロ専用はあったが、今後は一般に出動するのだと言う。)も見せて頂き、これまた大いに参考にさせて頂く。

帰り際にバット製造工場を見せて貰ったのだが、1本のバットを削るのに何度も何度も繰り返しノギスを当てて精度を高めている姿を見て、ゴルフ業界でこれほどの慎重さは見た事がない、まだまだ遅れていると痛感する。

※画像の説明
 シャフトの撓り方を細かく調べる測定器(モデルは藪本フィッティングリーダー)
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 再リシャフトでOKを頂く。 | トップ | ミズノ カスタム フィッティ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿