フィッターの独り言

ゴルフショップ「マスターズゴルフ」のフィッターが徒然なるままにつぶやいてます。

不調の原因は全体重量の不揃い。

2007年01月31日 21時10分35秒 | ゴルフフィッティング
ご夫婦でのご来店は市内の“Y”様。私は絶好調。今日は104。ハーフは47でしたから、100切りも見えて来ました。旦那は最悪で・・、とにかく診て下さい。」と奥様。

最初にこの奥様がご来店になったのは去年の夏「レッスンをお願いします。スライスしてどうにもならないんです。」との事で基本的なレッスンから始めて、もう10回以上通って頂いている。(^_^) Hi~!

12月初めにはフルセット(男性用を短くしてカスタムオーダー)をご購入頂いた。ご主人様には昨10月に
 ミズノ JPX E310(SR)を奥様がプレゼントされたのだが・・、どうもそれが思うように行っていないらしい。ヽ(^。^)ノアレアレー?

ご主人のクラブを初めて全部見せて頂く。不調と仰るアイアンはカーボンシャフトのSで軽くて硬い。一番良い」と仰る5Wは重くて柔らかい。この事が大きなポイントで、少々1Wが軽すぎたかと想像が付く。(^o^;アセアセ・・

早速に打って頂くとアイアンもウッドも極端なアウトサイドイン軌道で絶不調。フィッティングの前にアイアンでレッスンを開始する。

当たりが出て来たところでウッドのフィッティングに変更。やはり53gシャフトの
 ミズノ JPX E310では軽すぎたようで、思うような当たりが出ずに不安定な球筋。(+。+)アチャー。 同じヘッドに10g重い QUAD 6(SR)が装着された物をお試し頂くと途端にナイスショットの連発。

「どうしてこんなに違うんですか?」重量の違いでタイミングが変わるからでしょう」じゃあ、ヘッドを重くしてら駄目ですか?」「それではシャフトの撓りが大きくなるので駄目でしょう。」と応対。

「じゃあどうすれば良いのですか?」シャフトに鉛を貼って重くする方法もあるのですが、今回はシャフトを無償交換させて頂きますからご安心下さい。」と申し上げ。「良ければこれをお持ち帰り下さい。」とそのまま調子の良かった試打クラブと交換させて頂く事になった。

「むしろ問題はアイアンでしょう」とレッスンで使用して飛距離の出てた軽量スチールのアイアンをお薦めさせて頂いた。(^_-)

※画像はご夫妻のレッスン中の一コマ。インパクト直前で、ご主人はアウトサイドイン軌道で、奥様は程良いインサイドアウト軌道。ご主人様頑張って下さ~い。ファイト!(^o^)ノ”☆/;^-^)ノ

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