りくさんと別れてから10日が過ぎた
りくさんのハウスもそのまま
ベッドもそのまま
使っていた毛布もそのまま
食器だってそのまま
みぃ~~んな、まだまだ片付ける気持になれなくて。。。
徐々に薄れていく悲しみの中で
いつもりくさんが居た場所にりくさんが居ないってことが何だか不思議で・・・
何回となく夢に出てきたり、押していないタイマーが鳴ったような気がしたり
ベッドが落ちてると“風なんて吹いていただろうか・・・”なんて思ってみたり
まだその辺で遊んでいるのだろうか?なんて考えてしまう
りくさんとの散歩がなくなって時間にゆとりは出来たけれど
それは寂しいばかりで私にとって嬉しい時間ではない
毎朝、出かけるときのりくさんの見送りも
≪頑張るぞ!≫という一日の活力になってたし
「ただいまぁ~」と帰ったときに出迎えてくれるりくさんの笑顔は
疲れから開放されてホッとする楽しみの時間でもあった
でも、あの日からすべてがなくなった
送ってくれるやさしいりくさんも居なければ
待っててくれるりくさんの笑顔もない
さみしい~~
今はたださみしい