イラストレーター赤松かおりのブログ

日常のことなどを描いています。

勝手に挿絵⑥『シャネルー最強ブランドの秘密』

2019-06-30 11:35:46 | 文学

「勝手に挿し絵」

私が読んだ本の挿し絵を勝手に描きます☆

⑥『シャネル-最強ブランドの秘密』




エレガントで毒のあるココ・シャネルの言葉から、彼女の生涯に迫るシャネル論。

孤児院から大実業家になったシャネルの、自分の置かれた環境に満足せず、全力で反発する姿にしびれます。

知らなかったのですが、ショルダーバッグや携帯できる口紅💄、汚れが目立たないバイカラーパンプスもシャネルの発明なんですねー。へー。

勝手に挿絵⑦『そして、ぼくは旅に出た。』

2019-06-30 10:26:07 | 文学

「勝手に挿し絵」

私が読んだ本の挿し絵を勝手に描きます☆

⑦『そして、ぼくは旅に出た。-はじまりの森ノースウッズ』




写真家の大竹英洋さんが、大学卒業後、オオカミの夢をみたことをきっかけに、憧れの写真家に弟子入りしようと北米の湖水地方「ノースウッズ」に旅だったときののお話です。

書店員さんのオススメで購入。
インドア派の私が読んで楽しめるかな?と不安でしたが、写真や自然観察だけでなく、生き方全般に通じることがたくさん書いてあって、夢中で読破。

夢をきっかけに、面識もアポもなく、外国の憧れの写真家に弟子入りしたい!ととびこむ情熱と行動力がすごすぎます。
読むとやる気が湧いてきます。

写真展もみにいってみたいなー。

勝手に挿絵⑧『お決まりの話題』

2019-06-30 10:18:23 | 文学

「勝手に挿し絵」

私が読んだ本の挿し絵を勝手に描きます☆

⑧「お決まりの話題」
(『シャーリイ・ジャクスン短編集 なんでもない一日』収録)




絵の中に入るというと、夢あふれるお話のようです。
しかしこれは、絵の中に吸い込まれて出られなくなり、そのまま年をとっていく...という、ホラー?SF?な物語です。

シャーリイ・ジャクスンの作品は、オバケ👻の怖さというより、なんかイヤ~な奇妙な怖さ。

『ずっとお城で暮らしてる』や、『丘の屋敷』も好きです。

勝手に挿絵⑨『大きなかしの木』

2019-06-30 10:08:59 | 文学

「勝手に挿し絵」

私が読んだ本の挿し絵を勝手に描きます☆

⑨「大きなかしの木」
(『話ベタですが・・・』収録)




「赤い蝋燭と人魚」で有名な、小川未明の童話です。

寂しい孤独なかしの木にある日、南の方から華やかな鳥がやってきて、巣をつくりました。

喜んだかしの木は、鳥たちに話を聞きたいと思います。
しかし、邪魔したらいけないから次回にしようと思ううちに、秋になって・・・。

気をつかいすぎて、話かけるタイミングを逃してしまう人には「わかるよ!」と深くうなづけるお話です。

※青空文庫でも読めるみたいです。

勝手に挿絵⑩『人生を変えた本と本屋さん』

2019-06-30 10:02:46 | 文学

「勝手に挿し絵」

私が読んだ本の挿し絵を勝手に描きます☆

⑩『世界の本好きたちが教えてくれた人生を変えた本と本屋さん』




ハワイの本好きイラストレーター&デザイナーのジェーン・マウントさんが、世界の素敵な本屋さんと図書館を味のあるイラストで紹介している図鑑のような本です。(日本の蔦谷書店も!)

翻訳は「英国書店探訪」の清水玲奈さん。

本屋だけでなく、1000冊以上の必読書や、本にでてくる料理やトリビアの紹介も満載で、まさに本好きの愛の結晶。

やっぱり本はいいですね~。

日本の本好きイラストレーターの私にも、愛が伝わってくる一冊でした。