おねぇに買ってもらった本、やっと読み終わった。
何しろ、読むのはキラを送って行った朝、
パピィが迎えに来てくれるお茶する時間くらいで
家に帰ると読む時間はあまりないしね。
読み終わるまで結構時間かかりました。
うーん、これはロマンなのかな・・ミステりーなのかな・・
あたしは、月のように死んで生まれ変わる。
愛人にそう言い残して事故死した瑠璃は、
再びアキヒコの前に姿をあらわすのに
三度の蘇りを繰り返していた。
様々な人々を巻き込みながら繰り返された蘇りに
私はロマンではなく恐怖を感じてしまった。
どんなことをしても再び愛人に会おうとする女の情念・・
その強い思いに震えが来るほど怖くなった。
それは愛の強さなのか・・
愛ならばあまりに切なく悲しく怖い。
本の一文
神様がね。この世に最初に誕生した男女に二種類の死に方を選ばせたの。
1つは、樹木のように種子を残す。自分が死んでも子孫を残す道。
もう一つは、月のように、死んでも何回も生まれ変わる道。
中略・・・・・・・・
もしわたしに、死の選択権があるなら月のように死ぬ方を選ぶよ
月が満ちて欠けるように?
そう、月が満ちて欠けるように、生と死を繰り返す。
そして未練のあるアキヒコくんの前に現れる。
私が選ぶとしたらどっちかな・・
私はたぶん静かに死んで来世でまた巡り会う事を祈る・・。
また違う死の選び方があるかもしれない。
これが映画化されるのかぁぁ。
なんか、どう映画化されるのか・・
ロマンとしての映画化なのか、それともミステリーなのか・・
また違う形なのか・・
ちょっと興味がある。めめが出ているからだけじゃなくて
違う意味で興味がある映画になりそうだ。
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