年が改まり、予想通り、六度コロナの波にさらされる気配が漂い始めましたね。今宵は『天使の罠』からこのセリフにしました。以前もご紹介しましたが、このテジョンの母親というのは、品の悪さ極まりない存在として描かれていますが、いいセリフを多発しています。今宵のセリフもそうです。
自分の野望の強さが生んだ負の結果で、ものごとが思い通り進まないテジョンは、母親のダジョンに窮状を訴えたとき、ただ、時が流れゆくのを待つだけだ、と締めくくりました。それにダジョンが答えた言葉になります。
難儀なことは、長いトンネルと一緒で、そこを通過している時は大変ですが、抜けてしまえばそこまでですよね。そういえば、夜明け前が最も暗い、というセリフもありました。
来る第6波もやっかいなことになりそうですが、過ぎ去れば一瞬で、必ず過去形になります。今までにもまして用心して、無事に乗り切りたいですね。