今日は『真紅のカーネーション』からこのセリフにしました。このセリフは…
ある日、いつものようにウンジャに足を揉んでもらっていたテジョンは、ウンジャを気遣い、もうやらなくていい、と言い出しました。これを皮切りにテジョンは、次男サンヒョクの嫁のジヨンやその家族にひどい仕打ちをしたのにジヨンは孫を産んでくれた、とこれまでのことを振り返りました。その際にテジョンが言った言葉になります。
このセリフは、まさに自業自得、因果応報、事必帰正的で、このblogの中でも第一義と考えているジャンルのセリフです。こういうセリフを迷信や非科学的など一笑に付す方面もいますが、目に見えるものが全てではありませんし、何より先人が経験して今まで連綿と受け継がれてきた戒訓です。粗末に扱っていいわけがありません。
ドラマを見ていて思うのですが、その点では本国は日本よりもはるかに熱心で、こうしたセリフが頻繁に現れますから、視聴者も嫌でも意識せずにはいられません。
このセリフの後、テジョンは、
今更だが心を入れ替えることにした。
と言ってウンジャを驚かせます。自然と襟を正したくなるようないいシーンです。