今日は1月7日、人日の節句ですね。そんなわけで『金持ちの息子』から少し毛色の日だと変わったセリフを選んでみました。
ミョンハは家族には中国へ行くと偽り、モンモン(中国からの留学生)と同棲を始めますが、ある日、公園でキスしているところを母親の知人に写され、両親が知ってしまいます。父親のウォニョンは、同棲先のアパートに張り込んで、2人が帰ってきたところを押さえ、2人を正座させます。その時モンモンが中国からの留学生と知ったウォニョンが言ったのがこのセリフです。
孔孟の国、もちろん孔子と孟子を生んだ中国を指しますね。今の日本で孔孟と聞いてわかる人がどのくらいいるかわかりませんが、このドラマはそのくらいの知識を持つことを視聴者に期待しているようです笑
ところが、当のモンモンもなんのことかわからず、ウォニョンに、なんのことか尋ねます。あきれたウォニョンは、孔子と孟子の国から来たのに勉強しないで何をやっているのか、と叱責します。
孔孟の教えはもちろんですが、人日の節句というのももちろん中国由来です。他にも中国由来で日本に根付いた考え方やしきたりは数えきれないくらいありますよね。今の状態はともかく、昔の孔孟の国というのは、ほんとに偉大だったのだと思います。