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ドラマ・映画の名セリフに学ぶ(好奇心を持てば、この世は面白いことだらけ!)

#0800 祝!800 セリフご紹介!「この世に孤独ほど怖いものはない」/「優雅な母娘」第59話から

「この世に孤独ほど怖いものはない」byデニー(イ・テウ扮)、弁護士、ユジンの義弟

昨日はあまりの暑さで足踏みしましたが、本日ご紹介のセリフで800の大台に乗りました!これも連日連夜、この拙ブログを支援して頂いている皆様方のお陰でして、ほんとに感謝しかありません。ありがとうございます。今後も実生活に役立つセリフを中心に、名セリフを次々ご紹介していきますので、引き続きご笑覧のほど、よろしくお願いいたします。

その記念すべき今宵は、『優雅な母娘』からこのセリフにしました。このセリフは…

ユジンが娘であることがバレるのを恐れたミヨンは、ユジンにデニーと一緒に大至急カナダに戻るよう言いました。ところがユジンはミヨンを一人にできないと、猛反発しましたから、ミヨンはデニーにユジンを説得するよう頼みます。そこでデニーはユジンを飲みに連れ出しました。その席上、幼い頃に何かあったのか、とデニーがユジンに訊ねると、ユジンは、この世に母さんと私2人しかいなかった、母さんが唯一の味方だった、母さんを見失うとひとりぼっちになったようで怖くて不安で寒くて、と話しました。これを聞いたデニーが、よくわかる、と言ったあとに続けた言葉が今日のセリフになります。

これ、なぜ孤独ほど怖いものはないのか?この問いに関連してお馬鹿な管理人は院生時代に実験したことがあるんですが、答えは簡単で「自分という存在がなくなる!」からです。誰か他の人がいて初めて自分という存在が露になります。他の人が自分の存在を認めてくれるからです。

そういえば院生当時、無縁社会、孤族なんて造語をマスコミが勝手に作り上げて盛んにアピールしていました。ご覧になったり、記事を読まれた方もいらっしゃるのでは?その番組中で一人暮らしの古老が、誰もまわりにおらんから自分という存在がなくなった、と語っていたのは強烈でした。

一方、最近、当時のようにこうした言葉が取り上げられなくなったのは、恐らく無縁社会や孤族に話題性がなくなった、つまり、これが当たり前になったということでは?だとしたら、既に怖いの領域を通り越しているのではないでしょうか?
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