あまりにも暑いので、今日はセリフは一休みして(笑)、少し寒くなりそうな劇中曲を一曲お届けします。
以前も一度取り上げましたが、あるドラマの劇中曲が別のドラマの劇中曲として使用されることが多々あります。この「If I Leave 」もそうでしで、もとは『明成皇后』で使われた有名な劇中曲です。
そんな名曲が、現代のしかもラブコメドタバタドラマである『恋するイエカツ』でヒロインのヨンウォン達がエレベーター内で乱闘するパロディシーンで使われているから驚きです。
更にこの曲、『1人酒~男と女』でパク・ハソンさん演じる予備校講師ハナが半地下の自室でトイレットペーパーをまとって踊るというバロディシーンでも使われています。
どう解釈してもパロディとは無縁そうなこの曲が、一度ならず重ねてパロディシーンで使われるということは、この2作には繋がりが…、と不審を抱き(笑)、調べてみたらやはり、同じ作家さんのドラマでした(笑)しかし、これがまた見事に映像とマッチしていて…。
「If I Leave 」/チョ・スミ
寂しい月明かりの下
私の影一つ出来たなら
その時は言ってみましょうか
この心 聞いてはくれないかと
ふと夜明けを知らせる
その風一つが過ぎれば
ただため息をつくように聞いてみましょうか
私はどうして生きているのか
私は悲しくても生きなければならないのね
この人生が尽きれば分かるでしょうに
私がこの世を訪れたその理由
私が向かい憶えているこの
私の悲しみまでも愛していたと
言って欲しい
散らばった夕焼けのように
私の痛む記憶も見送れれば
その時は笑えるでしょうか この気持ち
懐かしい昔のこととして
あの孤独な星ひとつ
私の寂しさを知っているのか
とても私を置いて去ることは出来ない
一晩中 その場所に
私は悲しいから生きなければならないのね
この人生が尽きれば分かるでしょうに
私がこの世を訪れたその理由
私が行って記憶するこの
私の悲しみまでも愛してくれるよう
どうか遠い将来
私が行って悲しむこの
私の悲しみの中にも幸せであったと
信じられるように...