今宵は『場合の数』からこのセリフにしました。このセリフは…
ウヨンのバイト先にやってきたヨンヒは、ウヨンの作ったプロポーズ用の葉書を受けとりました。
その際ヨンヒはウヨンから、イ・スのことも社長のことも整理をつけた、2人とも連絡してこないから、だから終わり、と聞かされました。
これを聞いたヨンヒが、なぜそう思うのか?、と訊ねましたからウヨンは、自分がそうだったから、と自分の昔の経験を話して聞かせました。
この答えに納得のいかないヨウンは、本当に自分をわかっているのか?、絶対に間違いないか?、と訊ねました。更に、それ全部あなたの主観でしょう、自分の心さえ複雑なのに他人の心なんて読めるのか?、と追及しました。この後ヨンヒが言った言葉がこのセリフになります。
このヨンヒという人物、ウヨンの一つ先輩という設定で描かれているせいか、非常にクールな面を持っているため、ポイントポイントで名セリフを多発して、当ブログに大いに貢献してくれていますが、その中でも白眉のセリフが現れました。
人が騙される場合を想起してください。まさにそのとおりで、相手のことを誤解して信じきっているから、騙されるわけです。流行りのロマンス詐欺も、このヨンヒの言ったスタンスを利用しているわけで。