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ドラマ・映画の名セリフに学ぶ(好奇心を持てば、この世は面白いことだらけ!)

#0678「子供とのケンカはよせ。どうせ親は負けるものだ。争って子供に与えた傷が回り回って親の悲しみになる。」/『恋は盲目~二度目の恋~』第64話から

「子供とのケンカはよせ。どうせ親は負けるものだ。争って子供に与えた傷が回り回って親の悲しみになる。」byチャ・フン(イ・ホジェ扮)、TSリテーリング会長

(今日は続行でレギュラーネタもアップします。在庫が更に膨れ上がって休んでいる場合ではないので(笑)その分、今日のセリフのクオリティは頭一つ抜け出ておりまさに名セリフです!)

昨日は親子の普遍的難問を突きつけるセリフを、ご紹介しましたが、今日は予定通りその難問に対するbetterなセリフがありますのでご紹介します。『恋は盲目~二度目の恋~』からこのセリフです。

ヨンイの娘のミリネへの服をアン執事に買ってきてもらったチャ会長は、アン執事がいつになく暗い表情をしているのに気付き理由を尋ねました。アン執事は、息子のウノがヨンイに熱を上げているいることに困っていましたが、具体的には話さず、真面目に育った子供に悩まされるとは思わなかったので、心が痛むと、だけ話しました。しかしチャ会長は即座に、息子さんの意中の人が気に入らなかったんだな、と先に切り出しました。これを聞いたアン執事は、気に入らないというよりも、と言いかけましたが、ここで、アンさんよ、とアン執事を遮って話し始めたチャ会長の言葉になります。これを聞いたアン執事は、そうですね、と答えると、既に胸が痛いです、と言ってこの話題を打ちきりました。

もう、余計な講釈は一切いらないですね(笑)それでも付け足すなら、セリフ後半の、「争って子供に与えた傷が回り回って親の悲しみになる。」でしょうか。これは、強烈なインパクトがありますし、「回り回って~」という部分は嫌でも因果応報、事必帰正を想起させます。ことに同じような悩みを抱える視聴者に送るメッセージとして、至極のセリフだと思います。またこのシーン全体がドラマの本来あるべき姿を提示しているように思います。
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