今宵は『ドキドキ再婚ロマンス』からこのセリフにしました。このセリフは…
ジンジュは家の前でテミンと2人でいるところを父親に見つかり、テミンは友人だと食い下がったものの、財布と携帯を取り上げられ、これからは1日2000円で過ごせ、と命じられました。この事で両親と言い争いになっているところへ義兄のサンテが帰宅し、サンテはジンジュと二人で話をすることになりました。ジンジュからバレるまでは友だちで押し通す、と聞いたサンテはまず、ほんとにテミンと結婚する気はあるのか、と尋ねました。ところがジンジュは、わからないし、平凡な彼と暮らせるか自信がない、と答えました。そこでサンテは、そこをお義父さんは心配している、教師のテミンの給料だけでやっていけるのか、節約したことがないだろう、と言いました。ここでやや間をおいてからサンテの言った言葉が今日のセリフになります。
まさに、現代人への警告ですね。権利は大声で主張するのに、それとセットとなる義務は拒否します。義務を拒否できるのは、子供だけの特権、子供故に許される特別の権利です。齢を重ねてもそれを主張するなら、サンテの言う通り、いつまでも子供のままでいることになります。
この後サンテは、結婚するつもりでいるなら真面目に生きることを考えろ、無計画に過ごすな、と言います。そして最後に、まずは両親の言うことにしたがえ、と言って締めました。