ウンと長い付き合いのある友人で同僚でもあるセイは、ずっとウンを思い続けていましたから、ウンがユミと付き合い始めると、ユミへのウンのプレゼントを一緒に選んだり、SNSにウンと一緒に映っている画像をアップしたり、ユミの神経を逆撫でしてきました。そういうところへ、セイは会社が近いからとウンと同じアパートへ引っ越してきました。その事をウンは、トラブルになると困るから、と黙っていたところ、たまたまセイがワイングラスをウンに借りにきているところへ突然ユミがウンを訪ねてきましたから、ウンの予想通り、ユミはなぜ黙っていたのか、と怒り始め、今までのセイの行動もぶちまけました。ところがウンは開き直り、ユミは神経質過ぎると言ったものですから、ユミが言い返した言葉がこのセリフになります。
#1204「私が用心深いのではなく、あなたが軽率なの。」/『ユミの細胞たち』第9話から
2024-06-22 12:00:00