今日は『真紅のカーネーション』からこのセリフにしました。このセリフは…
ジヨンは代理母出産した過去がネックとなり、サンヒョクから告白されたものの、サンヒョクとの距離を無理に置こうとしていました。しかし、そのことで自分がわからなくなったジヨンはギスクから、何か悩み事があるのか、と尋ねられ、そのことを打ち明けました。ジヨンにサンヒョクとうまくいって欲しいギスクは、代理母出産したとはいえ、それは一生独り身を貫くような罪ではない、とジヨンを諭しました。そしてジヨンの実父である兄を看病出来ずに早世させた自分の過去を引き合いに出して、ジヨンに語った言葉になります。
困難が付いてまわるやるべきことをやらずに終えるか、難儀を承知の上で突き進むか。これはその人のキャラクターや、置かれた状況によって違ってくると思います。ただ、後悔するならやらないよりやった方いい、という話はよく見聞きしますよね。「特に人間に関して」は、昔は一に押し二に押し三に押し、とも言ったそうですから(笑)。ただ逆に、特に人間に関することですから、相手を慮って、躊躇したり諦めたりするのもまた現実ですよね。