今宵は『優雅な帝国』からこのセリフにしました。このセリフは…
ある晩ウヒョクが家で事務仕事をしていると、突然ヤン議員が訪ねてきました。同居するウヒョクの叔父が、ウヒョクを殺そうとし姉を殺しておきながらよく顔が出せたな、と罵るなかヤン議員は、ギユンの裏帳簿を持っていてそれをウヒョクに渡す、と言いました。ウヒョク達が驚いて絶句するなか、ヤン議員は、ただ少し待って欲しい、やるべきことがあるからそれを終えたら自首する、その後で裏帳簿を渡す、と言いましたから、叔父が怒って、以前も土下座して謝ったくせに裏切ったくせに今度は騙されない、と言いました。するとヤン議員は、信じなくても私はやるべきことをやる、最後に父親らしいことをしてやりたい、と言いました。これを聞いたウヒョクの言葉がこのセリフになります。
「騙されと思って信じます。」
なんとも意味深なニュアンスのセリフです。文字通りなら、期待はしていないが一先ず信じてみる、ということになるんでしょうが、セリフだけに、文字だけではなく、カン・ユル氏扮するウヒョクの何かを決意したような表情が文字通りの意味だけで終わらない感じでして、そこがこのブログでご紹介できないのが残念です。