今宵は先週、予定より11話もオーバーして大団円を迎えた『どたばたファミリー』からこのセリフにしました。このセリフは…
チュニョンの肝臓がんが発覚し、ユ家一家は肝移植の適合検査を受けましたが、全員不適合という結果に終わりました。
この結果を知ったカン監督が、婿としての務めを果たす、として自分も検査を受ける、と言い出しましたから、カン家の人たちは反対しました。中でも母親のジョンエは猛反対しました。そして、いつまでもウンソンの顔を見ていたいだろうし、映画だって撮り続けたいだろう、と言いました。これを聞いたカン監督が、失敗することばかり考えるジョンエに言ったことばがこのセリフになります。
こうした究極の選択に迫られた時の判断は本当に難しいですよね。その人の置かれた立場によって、判断が変わりますからね。反対する側は、どうしても悪いことばかり考えてしまいますし、推進する側は監督のように慎重さを欠いて進んでしまいます。正解がないですね(笑)