ユリは気軽に法律相談ができるローカフェを開こうと仮契約した物件の本契約の為、家主の待つ不動産屋へ出向きました。
ところが家主のジョンホは契約者がユリだとわかると、倍の違約金を払ってでもこの契約はなかったことにする、と言って出ていってしまいました。
それもそのはず、ユリとジョンホは高校も大学も同じ、学生時代は交際もしていましたが、ジョンホはユリが理由も知らないまま別れてしまいそれきりになっていたからです。
そうした過去のことはともかく、カフェを開くため所属事務所も辞めたユリも引き下がらず、ジョンホを家の前まで追いかけ、契約を迫りました。
するとジョンホは、ラテとカプチーノの違いもわからないお前にカフェは無理だ、と言いました。
ユリが、徐々に覚える、と答えるとジョンホは、店をナメてるだろ、カフェはいくらでもあって豆の区別もできないお前が勝てるわけがない、と外を見回しながら言いました。
ここでまたユリが、法律相談をするローカフェだ、と弁解しますと、そうした商売が確立されていないのには理由がある、と言った上で、次のように言いました。
「コーヒーを売って相談を受けるのか?相談を受けたいのならコーヒーマシンを買って事務所を開け。すぐ行動に移す癖は昔から変わらないな。時間をかけて考えを温めることも覚えないと。」
そしてこの直後にジョンホが言った言葉がこのセリフになります。
このセリフはもっと早く、1年半前のこのドラマ初放送時にご紹介するつもりが、遅れに遅れて今日になってしまいましたが、実際に使える名セリフです。