今日は『秘密の女』からこのセリフにしました。このセリフは…
キョウルが見つけた四つ葉のクローバーを挟んであったキーホルダーを、古かったからと勝手にユリに捨てられたヨンジュンは、会社のゴミ集積場を探しましたが、見つけることができず、諦めようとしました。その時、昔キョウルと一緒に四つ葉のクローバーを探していたことを思い出しました。その時もヨンジュンは中々見つけることができず、キョウルに諦めて帰ろう、と言ったのですが、それを聞いたキョウルの言葉がこのセリフになります。
そして、自分は兄さんの幸せのマスコットだから、自分が結婚していなくなっても幸せであるよう幸せを叶えてくれるクローバーをなくさないで持っておいて欲しいのだ、と言いました。
これもいいセリフですね!確かにそうです。例えば、絶版品なんていうのもそうですよね。これもなかなか見つかるものではありません。また、自分のやりたいこと、なんてのもそうでしょう。だから、それを見つけた人は幸せのなんです。そういう意味では結婚相手もそのはずなんですが(笑)
さて、価値といものは人によって違いますし、ある人にとってはむちゃくちゃ価値のあるものでも、別の人には何の価値もないパターンはよくあります。西行が要らないからと受け取らなかった猫の銀杯なんかはその最たるものです。ユリはそれがわかっていなかったから、単に古いという理由だけでヨンジュンのキーホルダーを勝手に捨ててしまったわけです。ですから自分がつまらないと思ったものでも、別の人にとっては想像できない位大切なものだったりしますし、モノでなはなく、スタンスや考え方なんかも、こちらがアホらしい、と感じていても相手にとってはポリシーだったりしますから、気をつけないといけないですね。