今宵も新ドラマ『スジと出逢ったウリ』から、昨日のシーンの続きに現れたこのセリフにしました。このセリフは…
カラオケ店で局長にセクハラされていたナヨンを店から連れ出したスジは、ほんの小さなミスで一瞬で葬られる、と言ってナヨンを諭しました。ところがナヨンはアナウンサーオーディションの審査員である局長に取り入るため自ら進んでのことでしたから、偉そうに邪魔をするな、と騒ぎました。更に、私たちは血が一滴も交わっていない赤の他人同士なのに、とまで言いましたから、言い返したスジの言葉がこのセリフになります。
このスジのセリフを聞いて思ったのですが、最近、言葉を選ぶような場面が減っていますし、そんなことを言う人も少なくなった気がします。例えば親と子、先生と生徒、上司と部下、店と客、こうした関係相互には使っていい言葉と悪い言葉があったはずですし、TPOに応じた言葉があったはずです。
これはリアルもネットも同じことでいくら匿名性が高いネット世界でも、言葉は選ぶべきですよね。
それにしても、こうしたセリフが出てくるところを見ますと、今回の『スジと出逢ったウリ』もしっかり歴代ホームドラマのスタンスを引き継いでいるようで今後が楽しみです。