屍さるくの埋葬模様

~The funeral party for sulk~

駄文を晒してみる

2011-08-23 | 吟遊詩人

 「星祭り」


夏至祭り、星祭り。

季節、一度の儚い夜。

たった、一度の幻想祭り。

時僅か、急いで、急いで。

皆がもう、待ってるって。

闇夜抜けて、丘越えて。

息を切らして、見上げれば。

広がる草原、目がくらみそう。

風にゆらゆら、揺れて、揺れて。

月光照らす、道しるべ。

緑は隠れ、灯して、消えて。

瞬くままに、後を辿って。

辿り着けるの、星祭り。

 

今宵限りの、屋台のお店。

幻燈機械の、映画のようで。

覗いて選ぶも、また一興。

さてどうしよう?、なにを選ぼう?

飴入り袋は、分けましょう。

狐のお面も、買いましょう。

朱色の帯に、朱色の着物。

お揃いの、今宵限りの晴れ装束。

あなたは誰ぁれ?、わたしは誰ぁれ?

今宵は誰でも、ないのです。

あなたはわたし、わたしはあなた。

 

何処からか、聴こえてくるのは、風の草笛。

気が付けば、曲に浮かれて、踊って、踊って。

 

見上げれば星、煌めく、煌めく。

数ある光が、希望で、希望で。

あなたの未来?、私の未来?

誰のものでも、ないのです。

全てがわたし達のもの。

 

狐の子供、跳ね回って。

月の軌道、時を告げて。

月光照らす、帰り道。

嬉しい、悲しい、胸いっぱいで。

明けない夜が、無いならば、

暮れない朝も、無いのです。

だから、ねぇ。

またね、逢おうね、誰かさん。

夢、現ろうような、星祭り。

 


。。。。。。。

言い訳。

ブログ引越し前の下書き片付けてたら、出てきた。

あー、夏至の頃に作ってほっといたヤツ。

宮沢賢治さんの「銀河鉄道の夜」の最初で、なんか、お祭りに行かなかったっけ?

記憶が浅はかな故、パクリ・改造が、しやすくて困るw;;

初音ミクちゃんの、タークサイド系に、したかったのです。

本当は、お唄の詩が、書きたいんです。

ボキャブラリィは元より、センスがないのは致命的。

語数合わせ・韻踏みの技術も、痛い、痛い。

・・・だが、辞めないww

…他にもどうやら作りかけほったらかしの、ゴミぃのがあったんで。

改造して、久しぶりにキモいV系ダークネスにしようかと妄想中。

 

後、

我は、狐萌えなり。