「星祭り」
夏至祭り、星祭り。
季節、一度の儚い夜。
たった、一度の幻想祭り。
時僅か、急いで、急いで。
皆がもう、待ってるって。
闇夜抜けて、丘越えて。
息を切らして、見上げれば。
広がる草原、目がくらみそう。
風にゆらゆら、揺れて、揺れて。
月光照らす、道しるべ。
緑は隠れ、灯して、消えて。
瞬くままに、後を辿って。
辿り着けるの、星祭り。
今宵限りの、屋台のお店。
幻燈機械の、映画のようで。
覗いて選ぶも、また一興。
さてどうしよう?、なにを選ぼう?
飴入り袋は、分けましょう。
狐のお面も、買いましょう。
朱色の帯に、朱色の着物。
お揃いの、今宵限りの晴れ装束。
あなたは誰ぁれ?、わたしは誰ぁれ?
今宵は誰でも、ないのです。
あなたはわたし、わたしはあなた。
何処からか、聴こえてくるのは、風の草笛。
気が付けば、曲に浮かれて、踊って、踊って。
見上げれば星、煌めく、煌めく。
数ある光が、希望で、希望で。
あなたの未来?、私の未来?
誰のものでも、ないのです。
全てがわたし達のもの。
狐の子供、跳ね回って。
月の軌道、時を告げて。
月光照らす、帰り道。
嬉しい、悲しい、胸いっぱいで。
明けない夜が、無いならば、
暮れない朝も、無いのです。
だから、ねぇ。
またね、逢おうね、誰かさん。
夢、現ろうような、星祭り。
。。。。。。。
言い訳。
ブログ引越し前の下書き片付けてたら、出てきた。
あー、夏至の頃に作ってほっといたヤツ。
宮沢賢治さんの「銀河鉄道の夜」の最初で、なんか、お祭りに行かなかったっけ?
記憶が浅はかな故、パクリ・改造が、しやすくて困るw;;
初音ミクちゃんの、タークサイド系に、したかったのです。
本当は、お唄の詩が、書きたいんです。
ボキャブラリィは元より、センスがないのは致命的。
語数合わせ・韻踏みの技術も、痛い、痛い。
・・・だが、辞めないww
…他にもどうやら作りかけほったらかしの、ゴミぃのがあったんで。
改造して、久しぶりにキモいV系ダークネスにしようかと妄想中。
後、
我は、狐萌えなり。