■ 読書
『ロシア革命 破局の8か月』
『もっと知りたい マグリット』
『世界を揺るがした10日間』
■ ミリシタ
・イベント5日目(8日中)
・MM100回クリア:残47曲
※1日プレイ目標:平日9日、休日12回
■ ゲーム
・ピクミン3 デラックス
・ピクロスS6
・ミートピア
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昨日更新するのをすっかり忘れてました。
日記という性質上、ふつうは一日の終わりに書くことになると思いますが、
後で書こうと思っているとついつい忘れてしまうという……
というわけで今後は、18時以降になったら適当なタイミングで書こうかなと思います。
その後で何かあったら、次の日以降に書くということで。
5/22は『ロシア革命 破局の8か月』と、『もっと知りたい マグリット』を読了しました。
『ロシア革命 破局の8か月』は以前も書きましたが、2月革命の後に誕生した臨時政府に注目しています。
民衆の支持を得られなかった臨時政府ですが、彼らも彼らなりに事態を良くしようとしていたということで。
臨時政府メインで書く関係上、この手の本としては珍しく、レーニンやトロツキーといった、
ボリシェヴィキ側の大物の動きがあんまり記述されていません。
そのぶん、ボリシェヴィキ中心の記述だと名前くらいしか挙がらないような臨時政府の閣僚たちの記述が多いです。
あんまり他だと見ないようなエピソードも取り上げられていておもしろいですね。
たとえば、ケレンスキーとコルニーロフの関係悪化の(ひいてはコルニーロフの内乱の)原因が、
第一次臨時政府と第一次連立政府で宗務院長を務めたウラジーミル・リヴォフが、
二人のやり取りをメッセンジャーとして伝えたときにあることないこと色々言ったから、だとか。
ロシア語版のWikipediaでウラジーミル・リヴォフのページを見たら同様の記述がありました。
『もっと知りたい マグリット』は、タイトル通り、マグリットの作品と生涯を紹介した入門書的書籍です。
といって、序文で著者が書いている通り、マグリットの生涯はそれほど派手なものではなかった(※)ので、
記述の中心は作品にまつわるものになっています。
※もちろん、マグリットが幼いころに母が入水自殺したとか、そういう衝撃的な話はありますが、
作品の影響を取り沙汰されることはあれど、マグリット本人の気質とは別の話なので……
思っていた以上に多彩な作品に取り組んでいたんだな、というのがまず新鮮に感じました。
若いころ、シュルレアリスムに出会って自分の作風を模索していた時期もそうですし、
生活の糧を得るために行っていたデザインの仕事や、
グアッシュによる大胆なタッチが印象的な「ヴァッシュの時代」と呼ばれたころの作風など。
「光の帝国」といった作品のイメージばかりが私の中では先行していましたが、
もう少し、体系だった捉え方ができそうな気がしました。
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